Axvircle様にとってのベストな働き方を模索していくために、新たな働き方やオフィスの使い方、技術などを取り入れながら、試行錯誤をしていくことが本プロジェクトの命題でした。将来的に同ビルの他フロアへの移転もすでに見越していたため、次につながるオフィスを目指しました。

本社とは違った新たな働き方を積極的に取り入れていくオフィスとして「Expérience」というテーマを設定。フランス語で実験、英語で経験や体験という意味をもつ言葉として、固定概念にとらわれない働き方や今までにないオフィスの使い方に挑戦し、経験を積み重ねていくことを目指しました。大きな特徴として、来客エリアであるラウンジとワークエリアの境にガラス壁を設け、視線が抜けるように設計。来訪者に空間の広がりや、外の景色を楽しんでもらえるような空間を演出しています。また、同じオフィスでグループ会社も働くため、ワークエリアは完全にスペースを区切るのではなくフリーアドレス制度を取り入れつつも、共有部に交差するスペースを設け、ゆるく空間をつなげつつコミュニケーションが促進されるようなレイアウトにしています。全体のデザインは、ジュエリーを扱う企業としてのブランドが伝わるように、ダイヤモンドが放つ虹色の輝きを想起させるようなカラー・質感の建材を利用しています。

ヴィスではその他デザインにスケルトン天井を取り入れたオフィス事例をまとめたダウンロード資料を公開しています。
スケルトン天井 オフィス事例