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2022.7.11

From VIS

世界一過酷な障害物レースに挑戦!【日本一チャレンジ】

「平成ドドンパ会」の期待の新人こと、水谷です!

ドドンパ会は、平成生まれ・入社2-8年目のヴィスメンバー有志6人で結成しており、個々人が社会人として飛躍するため、そして令和の世を明るく盛り上げるために活動しています。

今回もドドンパ会のメンバーで「日本一チャレンジ」に挑戦してきました!
「日本一チャレンジ」は、日本一を目指すヴィスメンバーが“日本一”に挑戦することを応援するヴィスのカルチャーです。
※前回のチャレンジはこちら→「恐怖と不安を乗り越えろ!妙義山登山に挑戦!【日本一チャレンジ】


今回の挑戦では、“世界一過酷な障害物レース”と言われる「スパルタンレース」に出場しました。

「スパルタンレース」は大きく3つの難易度に分かれており、今回私たちがエントリーしたのは中級難易度と言われる「スパルタン・スーパー」。

総距離13kmの中に25個の障害が立ちはだかるコースです。
アスリートや日頃からトレーニングを積んでいる人ですら根を上げるほど過酷なレース。基礎体力を上げることをはじめ、完走するための十分な体力を得るためのトレーニングをメンバー皆で積んでまいりました。

ちなみに水谷の基本プロフィールとしては、「25歳男性・元高校球児・運動はたまーにする程度」です。

当日は曇天や雨天が心配される中でしたが、ウソみたいな快晴っっ!! 天気予報のお姉さんも「真夏日のような暑さ」と不安を煽るなか、ドドンパメンバーを乗せた車は、会場である東京ドイツ村に到着しました。

見るからに屈強な紳士淑女を横目に入念なアップをし、いよいよ私たちのスタート時刻となりました。

「Who am I ?」

12:30。「Who am I ?」というスターターの問いかけに対して「I'm Spartan!!!!」と叫び、ついにレースSTART。私たちの挑戦が始まりました。

緊張と興奮が入り混じった特殊な感情の中、世界一過酷な障害物レースはその幕を開けました。

無念の離脱……?

13:40。スタートして3kmを過ぎたころ、メンバーの一人に異変が生じました。なかなか前へ進めず、遂にはその場に座り込んでしまう状況。明らかな酸欠状態に陥っていました。

数100mはみんなで背中を押して歩を進めましたが、ついには最寄りの休憩所で体を休めることに。回復して復活することを祈りながら、しばしのお別れをいたしました…。

「大智さん、必ずまた会いましょう!!!」

立ちはだかる障害たち。そしてバーピー地獄……。

コースに現れる全25個の障害。登ったり、くぐったり、運んだり、投げたり…。多種多様な障害が参加者たちの前に立ちはだかります。
スパルタンレースは13kmを走りきるための持久力だけでなく、全身の筋力が必要とされているのです。

また、障害物をクリアできない場合はバーピー(腕立て伏せの状態から立ち上がる流れでジャンプする)を30回行います(体育会系!)。

時間切れ以外は失格という概念はないですが、30℃近い気温の中でのバーピーはありえないほど体力を削ります。ちなみに私はレース終了後、「バーピーを制する者はスパルタンを制するのでは?」と思ったほどです(笑)。

ここで、全25個の障害の中から、私水谷が特に「あっヤバい!」と思ったものを4つご紹介します。

1. 7ft Wall

こちらは7ft(=2.13m)の壁を乗り越えるというシンプルな障害。
難易度はそこまで高くないものの、腕の力だけでなく全身を上手く使わなければクリアできません。

ちなみに私たちが参加したオープンコースでは、チームメイトが台になってサポートすることもできますが、今回は全員自力で乗り越えることができました。まさにトレーニングの成果!

2. Bender

3m超えのBenderと呼ばれる障害を登り、反対側に着地すればクリアとなる障害。
屈強な参加者は腕力で登りきることもできますが、特別なトレーニングを積んでいない限りは足も上手く使いながら“よじ登る”べきだと感じました(笑)。

3. Rope Clime

個人的に最も悔しかったのがこの障害。ロープを登るだけという何とも単純な障害ではありますが、見た目以上に腕力を要しました。

レースの終盤で登場したということもあり、難易度は最高レベル。吊り下がるベルを鳴らすことができればクリアなのですが、あと少し届かず無念のバーピーとなってしまいました……。

4. Barb Wire Crawl

スパルタンレースの名物とも名高いこの種目。有刺鉄線が張られた下をほふく前進で進みます。
地面を這っていかなければならないので当然服は土まみれに。

今回は晴れていたのでまだ良かったのですが、雨が降っていたと思うと……。スパルタンレースの厳しさを突き付けられた障害でした。

感動の再会

レース開始から4時間たった頃には、握力はほとんどなくなり、下半身の至る所が攣ってしまう始末。心も身体も既に限界寸前でした。

そんな私たちの背後から駆け寄る黄色い影。
そう、それは序盤で離脱していたはずの大智さんでした!

「おかえりなさい大智さん!!」

今日一番の盛り上がりを見せるメンバー。疲弊したはずの身体も一気に軽くなった感覚がありました。ここまで来たらあとは全員でゴールを目指すのみ!己にムチ打って、ラストスパートをかけ始めました。

最終種目「Fire Jump」

24個の障害を乗り越えた私たちの前に現れたのは燃え盛る炎。
名前の通り、最後は炎をジャンプしてゴールします。

時刻は17:15。スタートから4時間45分後、私たちは全員で同時に炎を飛び越え、無事ゴールしました!

ゴールの瞬間は言葉にならない達成感を味わうことができました。

平日や土日にみんなで集まってトレーニングしたこと、想像を超える障害の数々、メンバーの離脱/復活……。
そのすべてがこの瞬間のためのシナリオだったと考えると、感動もひとしおでした。もっとも、その数分後に現れた感情は「早くシャワー浴びたい!!」でしたが(笑)。

 

乗り越えられない壁はない、チームなら!

今回のチャレンジを通して私が学んだことは、至ってシンプルかつ既に誰もが知っていることなのかもしれません。

それでも、これだけ苦しいレースを完走したからこそ声を大にして言いたい。一人では乗り越えられない壁も、チームなら乗り越えていけるということを。

私たちは『はたらく人々を幸せに。』というパーパスの元、日々プロジェクトチームで案件進行をしています。時にはメンバー同士で衝突してしまうことや、分かり合えないと思ってしまうこともあります。

しかし、チームの目的はたった一つ、プロジェクトの成功、はたらく人の幸せです。
共通目的を持つことでチームはチームとしての意義をなします。言い換えれば、「壁なくしてチームは成しえない」のかもしれません。

諸説ありますが、英単語の『TEAM』はTogether Everyone Achievement More(みんなで一緒に より多くを達成する)の頭文字をとっているそうです。
より強固な「個」が求められる今の時代。だからこそ、人と人とがチームを成してシナジーを生み出すことで、「個」をさらに成長させてくれるのだと改めて感じることができました。

更なる高みを目指して、平成ドドンパ会の挑戦は続きます。