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2016.11.17

From VIS

【オフィスぶらり】麻布十番にHawaiiが出現!? ノースショア株式会社様の楽園のようなオフィスに行ってきました。

No.1 で Only1 なスーパークリエイティブテクノロジーカンパニーを目指し快進を続けているノースショア株式会社様。オフィスをBeachと呼び、社員をsurferと呼ぶ独自の文化に触れながらこだわりのオフィス環境を、ぶらり行ってきました。

都会だからこそつくれるオアシス

オフィス空間に一歩足を踏み入れた瞬間に見えるこの光景。やしの木、白い砂、石畳、白石壁・・・次第に心が解放され、あれ、私Hawaiiに来たんだっけ・・・?なんて想ってしまうほど、オフィスとは思えない完璧なHawaii空間が広がっていました。ビルの窓面もかなり大きいこともあり、外からの外光もたっぷり。室内にいるのに、外にいるような感覚になりました。ビル窓の大きさと採光、そして天井の高さがオフィス空間にこれほどまでに良い影響を与えるのか、と体感。大きい窓って改めて良いと思います。ちなみに、ノースショア様ではオフィスのことを『Beach』と呼んでいるのだそう。ユニークな文化。

心弾ませる楽園への階段

さて、早速お邪魔します!
エントランスから階段をあがり上のフロアへ。ちなみに、同フロア内で階段上がって・・・ということが出来るのはかなり稀です。それだけ元々天井が高いという証拠。私たちも空間を仕切る意味でよく段差を設けますが、できても2段や3段です。オフィス内に階段ってなんだか憧れますよね。この先にはどんな世界が広がっているんだろう。わくわく。

オンリーワンを描きナンバーワンの演出を

階段を上りきったところに目に入ったのは壁一面に描かれた絵。南国風の絵で見ているだけで心躍ります。実際にペイントデザイナーさんが描いてくださったそうですよ。最近壁に直接デザインペイントする案件が増えています。壁は空間の大部分を占めるので、どのような色・デザインにするのかで空間の印象を大きく左右させるんですよね。今までは壁紙の色・柄を変えることがスタンダードでしたが、ノースショア様のようにデザインペイントにすることで企業のオリジナリティが演出できるし、オンリーワンのものが出来るのでオススメです。そして、お気づきでしょうか。実はデザインペイントが施されている左側の壁はビルの既存壁なんです。通常は白色のスチール壁でスチール扉になっており、中にはパイプなどビル設備が格納されています。無機質になりがちなビルの元々の仕様も、デザインを加えると空間の演出になるんですよね。これがデザインの力。

既にあるモノをデザインする

ふと天井を見上げれば、ここにもデザインの工夫がありました。
オフィスの天井はシステム天井であることが多いです。天井面にランナーや枠があり、ボードや照明や吹出し口などがはめ込み式になっている天井のことです。通常、ランナーや枠、ボードは白なのですが、ノースショア様では枠がブラウンに塗装されていました。格子状に線がはいっているように見えますよね。天井の全てを塗装すると膨大な費用がかかりますが、枠だけ違う色にするだけで、より高いデザイン性を演出できます。少しの工夫で大きな効果が生まれるのもデザインの良いところ。

surferが引き寄せられる空間

右側を覗けば、フリースペースが広がっていました。この9階フロアはクリエイターさんの為のコワーキングスペースなんだそう。スタッフのsurferさん達が過ごすこともあれば、外部のクリエーターさんたちが過ごされたりされるそう。クリエイティブ業界の方を限定としてされているそうで、自然とコラボレーションが生まれることも多いんだとか。「快適な環境に人が集まり、人が集まるところに新しいビジネスが生まれる」とよく言いますが、正にノースショア様の空間がそうでした。Hawaiiのような空間があれば、リゾート気分でオフィスに行きたくなっちゃいますよね。

コンセプトを貫くということ

こちらはカフェスペース。中にいるのは「バリスタ」さん。本当にバリスタなのかと思いきや、受付のお仕事をしてくださっている方を「バリスタ」さんと呼んでいるんだとか。これも文化ですね。バリスタさんは珈琲をサーブしてくださったり、来客の対応をしてくださったり、電話の対応もしてくださいます。マルチなバリスタさん。素敵。バリスタさんがいらっしゃる空間が本当にカフェのキッチンのようなスペースなので、より「バリスタ」感がでてます。本格的な演出に脱帽。
さらにツボなのが、室内なのに天井ルーフがついている点です。まるでビーチ沿いに出てきた移動カフェワゴンのよう。BEACHは右方向ね・・・。おっと、また勘違いするところでした。

機能をデザインする

右側にはBEACHではなく、ガラスで仕切られたコワーキング用のワークスペースがありました。ひとつひとつブースのようになっており、集中して働けそう。モバイルロッカーも完備されていて充実の設備ですね。オフィス家具といえども、全て木目で統一されていて温かみのある空間になっています。どうしてもオフィス家具って白がスタンダードで、無機質になりがち。機能性はとても高いので、「働く」ことを考えるとオフィス家具が一番です。こちらのスペースにあるモバイルロッカーのように、従来のオフィス家具に木目のカバーを施すだけで、空間にすごくマッチしますよね。少しの工夫で機能性とデザイン性の両方を手に入れることができます。

空気感から伝わる本質

コワーキングスペースをぐるぐる回っている中で目にとまった一枚の写真。ノースショア様の社員旅行のヒトコマだそう。本当に皆さん仲が良さそう。PMもしている中で今まで多くの企業様に訪問してきましたが、スタッフさんの仲が良い企業様はオフィスに入った瞬間に優しい空気感を感じます。この感覚はなんともお伝えしづらいのですが、とても居心地の良い空気感です。ノースショア様でもオフィスに入った瞬間に同じ空気感を感じ、この写真を見てやっぱりオフィスは組織を表すなぁと思いました。素敵なsurferには素敵なBeachが似合います。

オフィスは箱ではなく歴史

さらに奥へ歩みを進めると、ノースショア様の今までのオフィス変遷がずらり。
代表がマンションの一室で一人でやっていた時代から今のオフィスに到達するまで、数々の歴史がここに。オフィスって単なる箱ではなく、会社の足跡なんですよね。そう思うとオフィスって壮大な気がします。それにしても、成長スピードが凄まじい・・・。
あ、BEACHの矢印はこの写真たちを指していたのかしら。

全てに物語がある

廊下の先にはいくつか会議室や契約会社さん用の個室がありました。
こちらの会議室でも黙々とクリエーターさんが働かれてます。お邪魔にならないように、こそっと覗き見・・・。いやはや、Baliですか?という空間。個室ごとにデザインが施されているんです。さすが。そして奥に見える壁はなんと壁紙なんです。本物の木ではないんですよ。でも本物みたいですよね。最近の壁紙は種類も増え、再現性も高くなっています。
あと、私のツボポイントは天井の照明器具。先ほどのコワーキングスペースでも使われていた照明器具なんですが、ファンがついているんです!これがついているだけで、とても南国っぽい。見た瞬間、テンションがあがりました。

成長と共に変化していく

さらに奥にもまだまだ個室が。なんとこちらのスペースは最近改装が終わったのだそう。コワーキングにいらっしゃるクリエーターさんが増えたことに合わせ、会議室も増加中。素晴らしい成長率です。

既成概念から脱却した先には

家具も入る前の本当に出来たてほやほや。この会議室も壁紙がユニークですね。選ぶ壁紙でこんなにも空間にもたらす印象が違うんだなぁと実感しました。床材も単色のカーペットではなく、深い緑、淡い緑、黒と何種類かの色がミックスされているカーペットなのでより厚みが演出されています。選ぶ素材一つ一つが空間を構成する大きな要素なんですね。

そしてこの会議室に施されていたホワイトボード。いや、ホワイトではなくブラックボードですね。空間に併せて、ボードもブラックカラーになっているのがさすがです。
「ホワイトボード」と考えるとイコールで「白色」が思い浮かぶところですが、「白色だ」というのは既成概念でしかありません。(そもそもホワイトと言ってしまっているところも要因かもしれませんが・・)
白色に限らず、黒色でも赤色でも黄色でもカラーボードは創ることができるのです。既成概念を失くすことってなかなか難しいんですが、枠が外れたその先にはノースショア様のように真にマッチする空間が待っているのだと思います。

まだまだ終わらないオアシス

さて、9階に続き、8階へ・・・。
エレベーターを降りた瞬間から広がるこの世界観。
ガラス扉の向こう側がオアシスに見え、すーっと吸い込まれそう・・・。
気になる続きは、第2弾をお楽しみに!!  なっちむ