壁を建てずに空間を区切る『スキップフロア』の魅力
こんにちは!この夏より中途入社したKです。
この頃 朝は肌寒く昼は暖かい 秋らしい気候が続いていますね。
私は1枚羽織るくらいの服装が好きなのでこの秋と春の気候が大好きなんです。
コロナでテレワークが当たり前の状況でしたが、最近はテレワークを解除して出社し始めた企業も多くなってきていると感じます。皆さんの職場ではどうでしょうか?
今日はスキップフロアの魅力!と題して1つの空間に1段,2段とスキップフロアを作る想定でのサンプルCGを作成しましたのでご紹介したいと思います。
まず『スキップフロア』とはどういったものでしょうか?
スキップフロアとは、「同じ空間の中に複数の高さがある間取り」のことです。
住宅の場合では、1F・1.5F・2F、のように高さを付けて1Fに天井を設けず開放感を演出することがありますが、ビルに入ることの多いオフィスでは天井は既にありますし、高さも2500~3000mm程のところがほとんどでしょうから、1.5Fのように高さを設けることはあまりないでしょう。
今回のこのCG空間では、ワークスペース・打合せスペース・休憩スペースを盛り込みたいという要望を想定してプランニングしています。限られた面積の中で各スペースを壁で仕切ってしまうと窮屈感のある空間になってしまいます。
壁で仕切らずに各要素を入れ込むとなるとどうなるでしょうか?
↑手前にある打合せスペースと壁面に沿ってあるワークスペース、そして奥にある休憩スペース。
休憩スペースとワークスペースで床の仕上は変えていますので雰囲気の違いは出ているかと思います。
↑こちら奥のスペースを1段上げて空間を仕切っています。
1段だけでも150mm程、視線の高さが変わりますので奥の休憩スペースに特別感が出てきたと思いませんか?
↑続いて段差を2段にしたバージョンです。
2段ありますので300mm。人の頭一個分の目線の違いが出てきますし、同じ空間でもこれだけ高さが出てくるとだいぶ特別な空間となるでしょう。
↑2段の段差の形状をアレンジして手すりを設けたパターンです。
手すりがあることで先ほどよりも空間の区切りがはっきりしたと思います。オープンなデザインの手すりにすることで空間への圧迫感なども出ません。
ヴィスでもオフィス内に段差を設けている場所があります。そこは集中スペースとして設けている席です。
↑実際使っていますが、1段あるだけでもやはり特別感もあり集中しやすいですね。
だた1つデメリットとしてはバリアフリーではなくなってしまうということです。
このように1フロアの中でもスキップフロアを設けることで特別感を演出できたり、緩やかに空間を間仕切ることができるので、ぜひスキップフロアを検討してみてください!
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