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2021.8.4

CULTURE

東京オフィスをリニューアル!vol.1 コンセプト・工事編

2021年5月、東京オフィスを一部リニューアルしました!
コロナ禍で働き方が変化する中、ヴィスでもこれまでのオフィスレイアウトを見直し、新たにアフターコロナを見据えたオフィスを計画しました。

▼オフィスリニューアルのお知らせ
https://designers-office.jp/news_release/page/index.php?id=294

現在の東京オフィスは、2016年2月に港区東新橋のNBFコモディオ汐留2階に移転、2019年4月に同ビル4階を増床しています。

2階は計約240坪のスペースで、エントランスやサロン、会議室からなる来客用スペース、セキュリティスペース内にワークスペースがあります。今回は来客スペースはそのままに、ワークスペース約150坪のみリニューアルしました。

リニューアルにあたり、社内でプロジェクトチーム「ヴィスの働き方を考えるプロジェクト」を立ち上げ、どのようなコンセプト・レイアウトにするかを決めていきました。

現在の東京オフィスに移転してから約5年、ヴィスでも働き方が大きく変化しました。
1. プロジェクトチームを組み、チームでのプロジェクト進行
2. 組織の分業化(プロジェクトマネジメント機能と営業機能の分業)
3. コロナ禍での働き方の変化(テレワーク導入・オンラインミーティングの増加)

このような変化を念頭に、現在の働き方に対応するのはもちろん、今後、アフターコロナも見据えて私たちの働き方をどのようにしていきたいかをプロジェクトチームで話し合いました。

そして生まれたリニューアルオフィスのコンセプトは『HOME+(ホームプラス)』。今までの東京オフィスのコンセプトである『HOME(ホーム)』に新しい働き方を“プラス”し、家のような居心地の良さはそのままに、働き方の変化に対応するという意味です。

リニューアル工事期間(5月GW)と予算は決まっており、それに合わせてプランを作成していきました。人数や場所の割り方、職種・チームごとの働き方など、通常業務と並行し時間も限られる中、多くの検討を重ねました。

最終的には、下記視点から新しいオフィスレイアウトを考えました。

1.「アジャイルオフィス」
今後も予想される働き方や状況の変化に対応し、最適なレイアウトにすることができます。

2.「ゾーンアドレス」
「ゾーンアドレス」は、「グループアドレス(チームごとに場所を固定し、チーム内でのフリーアドレス)」を基本としており、各チームの拠点となる場所をフラッグ(=フラッグシップ、ベースとなる場所)とし、それぞれのフラッグシップデスクを中心にフレキシブルに使用できるノンテリトリアルエリア「+(プラス)エリア」を設けたレイアウトです。

テレワーク・オフィスワークを並行するハイブリッドワークを進める中で、それぞれの場所特性に合わせて仕事をしています。オフィスでの仕事はチームでの業務進行やコミュニケーションを目的にすることが多いため、完全なフリーアドレスではなく連携を取りやすくする形を考えました。
また、若手社員を中心に人材育成・スムーズな業務進行のため、チームでの相談や判断がすぐにできる環境は変わりません。

チームのまとまりを維持しながら他のチームとのコミュニケーションを誘発できるのが「ゾーンアドレス」の特徴です。「+エリア」には共有モニターや昇降デスク、可変性のあるデスクなどを用意し、状況に応じて場所を変更できるようにしてアジャイル性を高めます。

コロナ禍での働き方の変化・テレワークの活用増加への対策

ヴィスでは、コロナ禍での働き方の変化・テレワークの活用増加に対して下記のような対策を取りました。

最大80%の在席率に対応する席数


1人1席の固定された席ではなく、在席率最大80%程度となる席数を用意しました。
曜日や時間帯、業務内容によっても変化する在席率に対応し、コロナ禍などの緊急事態にも柔軟に対応できる可変性の高いオフィスを目指します。

アフターコロナにおいても働く場所をオフィスか家かに限定しないような働き方を実施、メンバーの増員においてもすぐにオフィスを増床・移転するという判断ではなく、働き方で対応します。

荷物の集約・書類に依存しない働き方


テレワークの増加に伴い、オフィスに書類を置いておくのではなく荷物を減らしてどこでも仕事ができるようにすることが重要です。より書類や荷物に依存しない働き方を目指し、ロッカースペースの集約やモニターの増設などの対応をしました。将来的にはロッカーが不要・最低限のスペースをシェアするだけで対応できるような運用を目標とします。


今回、ワークスペースだけではなくエントランス・サロンスペースも含めた全体のリニューアルを考えていましたが、今後も働き方が変化することが予想されるなか、100%決めてしまうのではなく、まずはワークスペースを変化させ、オフィス内各所のABWの機能と共に日々メンバー自身がトライを繰り返して最適な働き方を目指す「アジャイルオフィス」の考え方で進めることになりました。

働きながら課題を発見・解決し、今後もさらに変化・進化していくのが楽しみです。

ここからは、実際のオフィスリニューアル・工事の様子をお伝えします!

オフィスリニューアル工事

ロッカーの荷物やサンプル・資料、家具の移動

ロッカーやサンプル・資料等の共有物を全体的に移動する必要があったので、個人の荷物はそれぞれ段ボールへ片づけ、チェアなど継続して使うものは今回リニューアル工事をしないサロンスぺースに移動します。

テーブルも交換するので、これまでお世話になった固定のテーブルはすべて撤去です。

サイズが大きいため、天板や脚まで解体し、できるだけ小さい板状にして廃棄します。

テーブルがなくなるとこんなに広いオフィスが現れました!

床のカーペットもすべて貼替えるためはがし、新しいカーペットを全て床に敷き詰めます。

 

壁の色も変えます。

壁は元々濃いグレーで、そのまま淡い色を塗ると残ってしまうため、
一度白で下塗りしてから、ピンクや黄色などの薄い色を塗りました。

最後に、デスクなど新しい家具を組み立て、配線などをつなぎます。

こうして新しいオフィスが完成しました!
新しいオフィスの紹介はvol.2で!

▼東京オフィスをリニューアル!vol.2 新オフィス編
https://designers-office.jp/column/from_vis/staff-blog/page/index.php?id=1143