MIHO MUSEUM 『桃源郷』をイメージしてデザインされた日本最高峰の美術館
こんにちは。MSDです。
以前からずっと気になっていた『MIHO MUSEUM』に行ってきました。
場所は滋賀県信楽町の山奥。
車で走っていると、美術館があるなんて思えないようなところに突如として現れます。
MIHO MUSEUMは、1997年に神慈秀明会という宗教団体の開祖・小山美秀子の
個人コレクションを展示することを目的に建設された私立の美術館です。
設計者は、フランスのルーブル美術館のガラスのピラミッドで
世界的に知られるI.M.Pei(イオ・ミン・ペイ)です。
設計のテーマは桃源郷。
道に迷った漁夫が仙境の楽園―桃源郷を見つけ出すという、
陶淵明の「桃花源記」に描かれた物語を、信楽の地に実現したそうです。
到着後は、まずレセプション棟でチケットを購入し、その後美術館棟向かって歩いて移動します。
大自然に囲まれた、桜並木道・トンネル・吊り橋を通って約10分歩きます。
このアプローチで非日常感が演出されていて『桃源郷』の表現の主体となる部分です。
トンネルの入口です。
トンネルは緩やかにカーブしており、出口が見えません。
壁・天井は金属で覆われ、間接照明の光が導いてくれます。
出口が見えてきました。
トンネルを出ると吊り橋があります。
橋を吊るワイヤーとゲートが美しい!
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階段を上って、ようやく美術館棟に着きました。
振り返ってみると・・・
美術館棟内はトップライトから光が降りそそぎ、
季節や天候で違った表情を見せる空間となっています。
ライムストーンの温かのある色と質感、遠くの山並みが広がる眺望により
大自然の中にいるような開放感を感じます。
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最近では、ルイ・ヴィトンの2018クルーズ・ファッションショーが
このMIHO MUSEUMで開催されました。
ミシュラン観光ガイドブックで三つ星がついているそうで
海外で高い評価をされているようです。
すごく良いところなので、機会があればぜひ行ってみて下さい。
このような建築や作品に触れ、刺激を受けて、
みなさまに素敵なデザインをお届けしてまいります。
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