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2017.12.14

CULTURE

アクティブ社員研修2017【ハマイチ】ー1日目ー

ヴィスとしては3回目のハマイチ研修。今回のハマイチ研修は、新卒新人研修やキャリア(中途入社)新人研修ではなく、リーダーやマネージャーも含むヴィスの中核を担うメンバーで行なわれました。

アクティブ研修の軌跡

そもそもヴィスで行なわれる社外のアクティブ研修は、2013年の新卒新人研修から始まります。日本一のオフィスデザインの会社を目指す企業として「なにか日本イチを体験しよう」というところから、新入社員研修の一環で富士山の頂上を目指しました。

続いて行なわれたのが、ビワイチ研修。コラムでも何度かご紹介をしましたが、丸2日間かけて、琵琶湖を自転車で1周するというプログラム。ビワイチも富士山登頂に並んで過酷な研修でした。

このプログラムは2014から2016年の3度の新人研修と、2014年に行なわれたプレミアムビワイチで実施されました。プレミアムビワイチとはその名のとおりビワイチのプレミアムバージョン。いわゆる新人研修ではなく、管理職を対象にした研修で、当時のマネージャーや部長、シニアディレクターが各拠点から集まりチームに分かれて研修が行なわれました。


そして2016年の12月から実施されているのが、このハマイチです。

初めて行なわれたのは、キャリアメンバーの研修でした。キャリアで入社をして満3年に満たない社員を対象に行なわれ、ヴィスやクレド、ヴィスカルチャーへの理解を深めました。また、新卒のように「同期」が存在しないキャリアメンバーですが、同時期に入社した「キャリア」とういう同じ境遇のメンバーが集まることによって、絆を深め更なるシナジーを生み出すことが目的でした。

そして、今年度2017年の新卒研修を経て、今回3度目のハマイチ研修を迎えたわけです。
(※これまでの研修についてのレポートはページ下部のリンクよりご覧いただけます。)

今回のメンバーは冒頭でも触れたように、新卒新人やキャリアの若手という訳ではなく、どちらかといえばヴィス歴が長いメンバーです。入社後4年から十数年経つメンバーで、ヴィスでも中核を担うメンバー。

30名程度を前半組と後半組に分けて行ない、1日目は座学での研修、2日目が浜名湖1周チャレンジという内容です。



1日目は座学研修ー改めて自分と向き合ってみるー

1日目は会議室で、座学研修です。社会人になったばかりの新卒でもなく、ヴィスに入ったばかりの新人でもないメンバーたちが向き合ったのは、「自分の弱みと強み、そしてヴィスの成長」についてです。

あなたの“強み”と“弱み”は何ですか?


まるで就職活動中の面接で問われるような質問です。けれども改めてそんな風に問われると、斜め上を見上げながら考えなければ、回答はなかなか出てこないものなのではないでしょうか?

研修では自分の“強み”と“弱み”は何なのか、周りの意見をふまえて突き詰めて向き合っていきました。自分がさらに成長するために、今の自分と真正面からぶつかるのです。

ここで重要なのは、チームのメンバーとディスカッションしながら自分と向き合っていくこと。
もちろん内なる自分と静かに向き合う時間も必要ですが、今回はさまざまな部署や拠点からメンバーが集まってきているので、いろいろと意見を求めながら進めます。

仲間の意見に勇気付けられる

日々の仕事を振り返ると、自分の“弱み”がはっきりとわかってきます。
「主体的に動けていない」とか「周りを甘やかしてしまう」など内容は人それぞれですが、たいていそれらは分かっていてもなかなか直すことができないもの。

そんな悩みを仲間が強みに変えてくれました。
「主体性がないというけれど、それは協調性が高いって事だよね!」とか
「周りに甘いんじゃなくて、許容があるってことですよね?うつわが大きいってことですよ!」などと。


思ってもみなかったプラスの言葉に、みんなの頭にはそれぞれのひらめきが。
”弱み”もプラスの言葉の魔法をかけると、それは“強み”に変わり、それだけでまた新たな勇気と意欲が湧いてきます。

ほんの些細な発想の転換です。けれども、自分ひとりでは見出せない。経験を積み、歳を重ねればなおさら見えにくくなるもの。
だからこそ、いつもの自分を知ってくれている仲間の言葉は、これからの成長に大切な新しい気付きをたくさん与えてくれました。



会社を動かすメンバーとしての自覚

中堅どころが多い今回の研修メンバー。PM、クリエイター、管理本部など職種はさまざまですが、会社を率いていくメンバーです。リーダーシップや、マネジメントを求められるメンバーも多く、組織づくりの“要”となるのです。

自分と向き合い、自分のこれからを見つめたあとは、そんな自分の成長がどんなふうに会社を動かしていけるのかを考えます。



 クレド16. 経営者意識を持ち、実践する。
  私たち一人一人が、ヴィスを支え、動かし、作り上げていくメンバーです。
  常にヴィスがどうあるべきかを自身が経営者の立場で考え、行動していくことで、常に危機感を持ち続け、
  当事者意識を持って物事に取り組んでいきます。




会社を動かし、作り上げていくのは社長ではありません。社員の一人ひとりが、会社を成長させているのです。

ディスカッションでは、自分達が会社の成長にどう寄与できるのか、ヴィスの一員であることはどうあるべきなのかということを話し合いました。ここで改めて自覚したヴィスマインド。きっと明日からの仕事に活かしてくれるはず。



自分クレドをつくる

ヴィスにはクレドがあります。フィロソフィーやビジョンなどとともに、22項目の行動指針を定めています。

研修の最後には、そのクレドの23項目めとなる「自分クレド」をつくりました。
「自分の成長と会社の成長を見つめた私には、いったい何ができるのか。どんな風に行動していくべきなのか。」


ひとりひとりが発表。それぞれの“クレド23”に込められた想いは、研修を通して自分とヴィス見つめなおして生まれてきた、熱い気持ちばかりでした。

「周りの意見を最大限に取り入れられるマネージャーになる」
「次の世代を育てられるように、手本となる行動をこころがける」など。

出てきたクレド23の宣言は、どれも自分のためだけのものではありません。自分が周りにどれだけ影響を与えられるか。
会社を支える勇敢なメンバーたちの言葉でした。



翌日の浜名湖一周に向けて

さて座学の後半は、翌日の浜名湖1周チャレンジにむけて、チームごとに作戦会議です。
渡されるのは、地図とコンパスのみ。チームメンバーでそれぞれ役割を決め、明日のウォーキングにむけて準備を行ないます。

ちなみに役割をご紹介すると。

 ・リーダー
 ・ナビゲーター
 ・フィジカルマネージャー
 ・タイムキーパー
 ・ムードメーカー
 ・フォト

などです。

社歴の長いメンバーが集まっているので、メンバーの性格や人となりは互いにおおよそわかっています。
わかっているからこそ、今回はあえて普段はやらないような役割にチャレンジをするように、各チームで役割を決めます。

「え?私、リーダーとか無理です。やったことありません!」

普段はリーダーをやらない人がリーダーになる、ムードメーカーっぽくない人がチームを盛り上げる。
前半に行なった研修のように、弱みを強みに変えるきっかけになるような、そんなチーム編成になりました。


役割が決められると、唯一の便りとなる地図とコンパスで明日の経路を設定します。
浜名湖の南東からぐるりと湖を周り、遊覧船を利用し対岸に渡り、また同じ場所に戻ってくるルートです。

決して難しいルートではありませんが、久しぶりに手にしたコンパスの使い方がわからなかったり、地図の見方があいまいだったりと、普段スマホアプリに頼っているので意外と苦戦。各チーム地図を見ながら、各所にある間違いやすそうな分かれ道や曲がり角をチェックして明日に備えました。



浜名湖1週にもコミットメントを

ただひたすらに歩くだけではありません。浜名湖を1周する間に達成しようと思うコミットメントを、個人、そしてチームで設定します。

ハマイチを通してまたひとつ成長ができるように、チームの結束が高まるようにとそれぞれに目標を決めると、明日への気合がさらに高まります。



自分を見つめ直し、新しい気付きを得た一日。
やることがどんどん明確化して、自分がどんな風に会社を率いていこうかも考えました。

きっと明日からの毎日が、より意欲的に迎えられるでしょう。
もちろん翌日に待ち構える、過酷な浜名湖一周も乗り越えてくれるはず!?



ハマイチ2日目のレポートに続きます!!
アクティブ社員研修2017【ハマイチ】ー2日目ー