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2016.3.11

CULTURE

【東京オフィス移転】連載コラム!! ■vol.6■ ーワークスペースと新しいはたらき方ー

ワークスペースにちりばめられた、たくさんのアイデア。
さまざまな“仕掛け”が生み出す、新しいはたらき方。

前回の記事では、新しいオフィスの来客スペース“サロン”を中心にご紹介しました。それでは今回は、実際にはたらいているワークスペースの中をご紹介します。さまざまな仕掛けで、大きく変わったはたらき方。移転をしてから実際に過ごしてみた感想なども含めレポートいたします!!

■ワークスペース■

新しいオフィスに移転をして、ワークスペースもずいぶん広くなりました。

以前のオフィスが70名のメンバーに対して限界のキャパシティになっていたので、余計にそう感じます。
今回のオフィスも今ままでと同じくワークスペース内には余計な間仕切りを建てることはなく、見通しの良い広い空間に仕上がっています。

VI(ヴィジュアル・アイデンティティー)を意識して、コーポレートカラーのフォーチュネートイエローの壁は健在。

オフィスを一層明るくし、ヴィスのイメージを表現しています。


ちなみに黄色の壁の一角は、ホワイトボード仕様(実際はイエローボード仕様ですが)になっており、スタンディングミーティングをしながら思いついたことを書き留めたり、絵を描きながら説明したりすることができます。

■生まれ変わったデスクとゾーンによるカラーリング■

新オフィスで使用しているデスクは、以前のオフィスでも使用していた造作のオリジナルデスクを流用しています。


しかしこのデスク、実は大きく生まれ変わっているのです。

これまでは、ナチュラルな薄い木目の化粧板で仕上がっていましたが、そこに新しくシートを施し、木目の色が濃くなりました。

どうでしょう?全く違うデスクに見えますよね?

また以前のそのまた前のオフィスから使用していて、傷がついてしまったり汚れたりしていた所もシートによって新品のような仕上がりに。ガラリとイメージが変わりました。

また、部署によってデスクに貼るシートの色を替えて、少しずつ雰囲気を変えています。

間仕切りを建てなくても部署ごとのアドレスを明確にし、ゾーン分けるできるアイデアです。

■モバイルロッカーの導入が決め手■

お引越しのところでも少しお話をしましたが、新しいはたらき方を実現するために、PM(プロジェクトマネージャー)はサイドワゴンを所有していません。

その代わりに右の写真のような“モバイルロッカー”を使用しています。自分の荷物はパソコンも含め、全てこのロッカーに収まるように削減して引越してきました。


出社時に荷物を取り出し、帰宅時には全ての荷物をロッカーに収納し、デスク上は何も置かれないフラットな状態にして帰る。

デスク周りの整理整頓という意味でも、このモバイルロッカーはとても効果を発揮しています。

■グループアドレスとは■

そもそもなぜこのモバイルロッカーを導入したかというと、新オフィスではグループアドレスというはたらき方をしているからです。

グループアドレスとは、よく聞かれる全体的に自席を設けず各人が好きな場所で業務を行うフリーアドレスとは少し違って、部署ごとに決められた一定の範囲内で席を移動するという、“”ゆるやかな“”フリーアドレスのことです。


ヴィスではデスクの島を各チームに振り分け、その島の中では毎日または午前と午後などで業務を行う席を変更することができます。

さらには、オフィスの各所にあるフリーのエリアでも仕事をすることができるので、自身のチームのデスクに荷物をおいてノートパソコンのみを持って移動するといったようなはたらき方が可能です。

このグループアドレスの導入により、チーム内のコミュニケーションも変わりました。

例えば、担当しているプロジェクトによってペアを組んでいるメンバーが違いますので、あるプロジェクトが大詰めになっているときはそのプロジェクトのメンバー同士が横に座りますが、また次の日は別の案件の提案を控えているので、別のメンバー同士が横に座り一緒に提案書を作成することができます。


こうすることによってプロジェクトに対する提案力が高まり、課題解決がよりスムーズに行われるようになりました。

また若手のメンバーにとっても、その時々に質問をしたい人が自分のそばに居てくれることによってすぐに相談をすることができ、仕事のスピード学習のスピードが早まります。

また、午前中はひとりで集中してテレアポをするために窓際のコンセントレーションスペース(集中スペース)に移動をしてまるでカフェで仕事をするように業務を行い、午後は進行案件を進めるためにデスクに戻って資料作成をする、そんなはたらき方もできるようになりました。

これは、異なった業務をそれぞれ異なった場所で行うことによって、業務への集中力を高め効率的に仕事ができるようになります。さらには環境を変えることは大きなリフレッシュや気分転換になり、刺激を与えるよい仕事ができるようになります。


このように、プロジェクトを進行するチーム力を高めたり、個人で行う仕事のモチベーションを高めたりと、新しいはたらき方を導入することによって仕事の効率や質を高めることができているのではないかと実感しています。

■人気のフリースペースをご紹介■

上記で、自席のデスクだけではなくオフィスのいたるところに用意されたフリーのエリアでも仕事ができるとご紹介しました。そのフリースペースをご紹介いたします。

まずは大人気の窓際のコンセントレーションスペース。ここはワークスペースのなかでも段差をつけて一段高くなったフローリングになっており、窓からイタリア街の一角を眺めながら仕事ができるカウンターテーブルになっています。

もちろん机上にはコンセントが完備されていて、インターネットは無線LANなのでパソコン1台を持っていれば仕事ができます。

午前中は多くの若手のメンバーがここでテレアポを行っていますし、午後はクリエイターが窓の外を見ながら新しいアイデアを生み出したりもしています。

またミーティングの際にも、会議室で向き合って話すよりも同一方向に着席しひとつのパソコンの画面を見ながら話しをするほうが効率的なこともあるので、打合せなどにも利用されています。

つづいてファミレスブース。このタイプのベンチブースはヴィスのお客様のオフィスにも数多く導入しており、非常に好評をいただいているスペースのひとつです。


U字になったハイバックのベンチソファはオープンなワークスペースの中での貴重な““こもれる”“空間のひとつになっており、もちろん一人で集中して仕事をすることもできますし、6名程度までのミーティングなども行えます。

会議室に行くまでもない打合せなどに使用するにはとても使い勝手がよく、こちらも大人気の場所になっています。

さらには、前回ご紹介した“サロン”エリアでも仕事をすることができます。


センターに用意されたグリーンが特徴的なオリジナルのテーブルもそうですし、さまざまなタイプの上質なソファセットでの仕事もまた違った感覚で仕事ができます。

騒然としたワークスペースにから離れ、少し静かに落ち着いて仕事をするにはとても良い場所です。



オフィスの各所各所がカフェ以上にくつろげる空間で自分で場所を選んで仕事ができる、今回の“Home”というオフィスのコンセプトがワークスタイルに実現された新しいはたらき方を、オフィスのさまざまなところで見かけることができます。

■パークに続くマグネットスペース“VIS CAFÉ”■

前のオフィスの中央にはシンボルとなる植栽を中心にパークと呼ばれるエリアがありました。

ドーナツ状のベンチになっており、雑談や打合せができました。また複合機が置かれていることからワーカの動線にもなっているので、そこで自然とメンバー同士のコンタクトが増え、社内のコミュニケーションを高めるという“マグネットスペース”となっていました。


オフィスが広く、社員が増えることによって、この自然と生まれるコミュニケーションというのはより一層大切なものになっていきます。

今回の新しいオフィスでは、そのマグネットスペースをなんと“VIS CAFÉ”にしました!!

“VIS CAFÉ”とは、パントリー(給茶スペース)のことで、冷蔵庫やレンジが置かれており、コーヒーやお茶を淹れることができるスペースになっています。


コーヒーを飲みにきた人同士がふと自分の仕事の進捗具合を話し始めたり、ゴミを捨てに来た人とお弁当を温めに来た人が仕事終わりに飲みに行く話をしたりと、メンバーをつなぐ会話が生まれています。

また“VIS CAFÉ”の周りにはハイカウンタータイプのテーブルが設置されていて、カフェバーのようにお弁当を食べたりコーヒーブレイクができるようになっていたりします。

ここでもお話しをする社員をとく見かけ、ほんとうに自然なコミュニケーションがさらに増えたと感じています。

■大きく変わったはたらき方■

移転したこの新しいオフィスはこれからのヴィスの成長やメンバーの事を考え、オフィス空間によってはたらき方を変えていこうとプランニングをされました。

オフィスが広くなり、メンバーが増え、新卒の若手社員が多くなってきた中で、さらにコミュニケーションを増やし、メンバーのモチベーションを高め、業務を効率的に行っていく、そんなワークスタイルの変革が必要になったのです。


実際にオフィスを移転したその日から、メンバーたちのはたらき方が大きく変わっている様子がみうけられました。

なによりはたらく場所を選べるという点が大きくその成果を上げてくれるところなのではないかと期待をしています。



私たち自身が、オフィス空間が変わることでのワークスタイルの変化を目の当たりにし、はたらく環境は人々の幸せに繋がっているということを実感しました。

だからこそ『はたらく人々を幸せに。』のフィロソフィーのもと、デザイナーズオフィス事業をさらに広めていきたいと思っています。

今回の記事が最後となりましたがまだまだご紹介をしたいところは本当にたくさん。

書いても書いても書ききれないほどのオフィスのアイデアや機能があります。

ご移転やご改装をお考えの企業様、オフィス環境に悩みをお持ちの企業さま、ただヴィスのオフィスに興味を持ってくださった皆様、是非一度お気軽にオフィス見学にご来社ください!!実際に見て、触って、座って、オフィスの雰囲気を感じ取っていただければと思います。

東京新オフィスの見学のお申し込みは以下からどうぞ。
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