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2016.5.17

CULTURE

効率の良いオフィスの使い方。オフィスの収納はどうするべきか。

オフィスの収納もいろいろあります。
入れるモノとその用途によって使い分ける機能的な収納。

オフィスの収納といえば、グレーのスチールの書庫。 こんなイメージが、もう古いということはみなさんご存知ですよね。 ”収納”とひとくちに言ってもいろいろな種類があります。 モノを収めるだけが収納ではありません。 限られたオフィス空間の中で、効率の良い収納ができるオフィスの収納アイデアをご紹介します。

デイリーに使うモノから永年保管まで。定番・万能なスチール書庫

グレーのスチール書庫が古いといったところですが、とはいえ皆さんがオフィスで収納スペースをつくる際に、一番に思いつくのはやはりこのスチールの収納庫ではないでしょうか?最近では、グレーではなくホワイトで洗練されたデザインのスチール書庫シリーズが各メーカーから発売されており、スタイリッシュなオフィスにもマッチするようになっています。また研究に研究に重ね開発されてきた定番の書庫だけに、他の収納には真似できない機能性を持ったものや、コストパフォーマンスを重視したシンプルなものなど企業にあったシリーズを選ぶことができます。
毎日使う文房具を入れたり、10年単位で保管するような経理書類などの法定保管書類を入れたり。鍵付で、両開きや引き違い、ラテラルやクリスタルトレイなどさまざまなタイプがあるため、用途に合わせてカスタマイズすることができます。

オフィスデザインちなみに、ヴィスではUSMのハラーシステムを利用しています。USMはアメリカのオフィス家具ブランドひとつで、”モジュール”といってある一定の規格を元にしたビルディングシステムを基礎に開発されており、優れた機能性とデザイン性を兼ね備えています。
ある一定のモジュールによってデザインされているので、その場所、用途に応じて大きさや収納の種類をカスタマイズして連結することができます。またシンプルで無駄のないデザインが長年愛されており、映画や雑誌のオシャレなオフィスにもよく登場していますよ。

フリーアドレスと共に進化を続けるモバイルロッカー

オフィスデザインパーソナルロッカーとも呼ばれるモバイルロッカーですが、フリーアドレス制の導入に伴い近年導入する企業が増えています。フリーアドレスの場合は自席を持たないワークスタイルのため、個人の荷物をこのモバイルロッカーに収納します。ノートPCや書類、もちろんお菓子やお化粧品なども収納されています。

オフィスデザインモバイルロッカーも、フリーアドレスの発展に伴い常に進化をしています。例えば郵便物を配布できるようにメール投入口がついていたり、鍵が不要のダイヤル錠になっていたり、さらにはロッカー内はPCやスマホの充電ができるようなコンセントが完備されていたりします。フリーアドレスとモバイルロッカーの導入によって、在席率に応じた効率の良いワークスペースの実現と、ペーパーレスオフィスの実現が可能になります。

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【関連コラム】
フリーアドレスオフィスのメリット・デメリットとは!?
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普段使わない大型なモノは収納付き家具へひっそりと

オフィスデザイン収納はあればあるほどもちろん嬉しいのですが、収納ばかりにオフィススペースを取られていては効率の良いオフィス作りをすることができません。そこで、収納付きの家具はいかがでしょうか?
例えばこちら。ヴィスでも大人気のU字型ファミレスブース。

オフィスデザイン打合せスペースとしての使い勝手ももちろん抜群なのですが、なんとこのベンチソファ、こんな風に下が収納になっているのです!
しかも全部開くとこんなに広い収納に。

オフィスデザインヴィスでは年に1度も使わないけれど保管の必要がある防災グッズなどを収納しています。
捨てるわけにもいかないけれど、いざというときにパッと取り出さなければいけないものや、たまにしか使わないけれど幅をとる会社行事グッズなどはどこの企業にもあるのではないでしょうか?そういったモノは収納付き家具へと人知れず保管しておきましょう。
同じスペースでも格段に収納量を増やすことができるひとつのアイデアです。

用途とサイズに合わせてダイナミック且つ効率的な造作家具

オフィスデザイン”魅せる”収納というのは住宅インテリアでも憧れるものですが、オフィスインテリアでも人気があります。また造作で作り付けにすることによって場所や大きさに合わせてオリジナルで制作ができ、無駄のないダイナミックな収納にすることができます。
海外のIT系オフィスや、日本でもIT系やクリエイティブ系のオフィスでは、壁一面を本棚にしておしゃれな本を飾ったり、企業のキャラクターのフィギュアを飾ったりしているのをよく見かけます。

オフィスデザインたとえばこの造作家具は、”収納”であり”魅せる棚”であり、さらには空間を隔てる”間仕切り”になっています。アイデアひとつで空間を効率的にレイアウトできています。

オフィスデザインこちらはヴィスの東京オフィスにある造作の本棚(飾り棚)です。通常であれば、オフィスのデッドスペースでかつ邪魔になりがちな、窓際の柱部分に作りつけられています。柱の幅に合わせて設計されており、柱の存在感を感じさせません。

オフィスデザインまたこちらの本棚の奥行きは280mm。よくあるオフィス家具の収納の奥行きは、ひと昔前は450mmがモジュールでした。近年は400mmが主流になってきていますが、実はそれでも収納としては余分なスペースを生み出しているのです。
A4のファイルや雑誌などの横の長さは長くておおよそ250mm。無駄のない本棚というのは、内寸が260mm程度で十分ということなのです。

このようにオシャレで効率の良い収納をするためにも、造作の本棚というのもいかがでしょうか?



今回はヴィスにある収納を中心に、効率のよいオフィススペースをつくるための収納家具をご紹介しました。同じ面積のオフィスで、いかにスペースを確保し機能的なレイアウトにするか。少しの工夫とアイデアで実現できるものばかりですので、オフィスの収納にお困りの方はぜひ一度ヴィスにご相談ください。