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2018.3.22

CULTURE

話題沸騰!!銭湯をリノベーションした居酒屋"分福"さんをデザイン散策してきました♪

こんにちわ(^^) ヴィスのひな(二年生)の《タテナガ君》です。

先週、近くのお店に行ってきて

とても印象深かったのでぜひ紹介させて頂きます!!



さて今回訪れたのは、

最近話題の"銭湯"をリノベーションした居酒屋さんです。



古民家や、アパートなど様々な場所で

リノベーションされておしゃれな居酒屋/カフェに変身するような

事例は良く拝見しますが、""銭湯"を..という記事を見た時

「そう来たか」とすでにわくわくが止まりませんでした!!?



早速ご紹介していきましょう!!





■田町にある"分福"さん

ヴィスのオフィスが浜松町にありますので

ちょうど一駅。JR山手線「田町駅」から徒歩5分ほどにある

慶応義塾大学側にある飲屋街の一角に以前まで「万才湯」があった場所に

今は「分福」と暖簾をかかげています。



なんだか、外観や「ゆ」という文字をみると

昔父と銭湯に行った事を思い出しますが..



暖簾をくぐっても銭湯はありません笑。(たまに地元の方が銭湯にはいるつもりで間違ってくる事もあるみたいです笑)

暖簾をくぐるとそこは

竹に墨入モルタルや石といった和の素材をふんだんに盛り込んだかっこいい空間になっています。

高級感があり、少し緊張しますが..この奥にある銭湯を見なくては帰れません!!

恐る恐る奥に進んでいくと..



そこには、アンティークなソファや古時計がある空間

黒のタイルが際立つカウンター席の空間があります。

菱形の市松模様の壁がかわいいですよね。

ここはどうやら昔の脱衣所だった場所みたいです。

フローリングの木の床が温かみのある雰囲気を作っています。



しかし、ボクの目線はもっと奥に向いています笑。





"店員さんの「いらっしゃいませ!!」の歓迎とともに

「すみませんが、奥の湯舟につからせてもらえませんか?」



そういうと、"くすっ"と微笑んでくれた女性スタッフが

奥に案内してくれました。



大阪の友人との待ち合わせで、少し遅れてしまったボクに

おしぼりを頭にのせて「遅い!!のぼせてもうたわ。」と流石の関西ノリww



「ごめん、ごめん。服脱ぐのに時間かかって。」と返すボク"

石の床に湯船のテーブル席。大きな富士の絵。

天高を活かして増築した二階席。



なんとも言えない落ち着いた空間での食事で

ついついほのぼのトークにも花が咲きます。



店内には、体重計や「浴槽内での毛染めは固くお断りしています」の立て札など

当時の記憶がよみがえるような仕掛けがたくさんあり、リノベーションならではの

楽しい空間になっていました!!





■あとがき



最近は、たくさんの商業施設や店舗でリノベーションが流行っています。

時代の流れに合わせて、常に変化し続けるデザインですが、

そういった過去の産物をどう変身させるか、それをコーディネートするのも

またデザインの面白さ。ただ新しい物を作り替えるのではなく、

過去の記憶やDNAを、うまく今の時代に合うものにカスタマイズすると

訪れた人たちにとって、真新しい発見がありとても面白い空間になると感じました。



また、そういったところに着目しながら

東京の街を散策しようと思います。



tatenaga