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2016.11.13

CULTURE

今取り入れるべきダイバーシティ・インクルージョン-多様性に適応する意義-

女性の社会進出、国籍や身体的ハンデの枠にとらわれない活躍。社会の発展と共に雇用市場は大きく変化を遂げています。次世代で飛躍する企業となるにはどう進化すべきか。

成長の為の雇用

企業の成長には、”人”は欠かせません。
ただ、皆様もご存知の通り
現在日本では少子高齢化社会が加速しています。
これからさらに労働人口が減少していく中で
いかに労働力率を維持上昇させていくか、
どの企業様も今後直面する課題かと思います。

そこで、注目されているのが
『ダイバーシティ・インクルージョン』

よく世間では、ダイバーシティ=女性活用の意味で使用されるのですが
本来の意味は女性に限ったことではありません。
性別、年齢、国籍、身体的ハンディなどの多様な属性を意味します。
ただ、どうしても女性に注目されるは
アベノミクス成長戦略の影響が大きいからではないでしょうか。

成長戦略の柱のひとつに「女性の活用」があり、
「社会のあらゆる分野で2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上」
と目標が掲げられています。
政策の面からも、少子高齢化の社会現象の面からも
あらゆる企業は必然的に「女性の労働力率向上」と向き合う事が
今、求められているのです。

女性の労働市場の現実

現在の日本企業では、
どのくらいの割合で女性従業員、管理職者がいるか
ご存知でしょうか。

2015年帝国データバンク「女性登用に対する企業の意識調査」によると
「女性管理職がいない企業は 50.9%と半数にのぼり、
女性管理職の割合は平均 6.4%にとどまる。
一方、従業員全体の女性割合は平均 24.2%。」となっています。
これは先進国の中で最も低いといわれているのです。

ヴィスの場合をみますと
全社員数128人中、女性社員は64人(2016年4月現在)と50%、
世で言う係長職以上の女性社員割合は9%です。
係長職以上の女性社員数は平均値よりも若干多い程度ですが
社員の女性割合は平均よりも大きく上回っています。

私自身女性なので胸を張って言えるのですが
ヴィスは本当に女性に優しい、働きやすい会社です。
だから、女性割合も大きいのだと思います。

私が考えるに
◆制度
◆設備
◆文化
これら3つが、ヴィスでは整っている為かと思います。

具体的には、
◆制度
・特別休暇(生理休暇)
・産/育児休暇
・時短労働
・キャリアチェンジ(※)
◆設備
・女性専用ルーム(※)
◆文化
・女性管理職登用によるロールモデルの確立
・誰にでも昇格・昇進のチャンスがある人事評価
・状況を受け入れ適応するアクティブリスニング&ポジティブアクション

などなど・・・です。

インクルージョンの先にある想い

もちろん、ヴィスも最初からこのような環境が整っていたわけではなく
女性のあらゆるライフイベントに適応しながら
変化を繰り返してきました。

「大切なメンバーには、
長く、生き生きとやりがいを感じながら働いてもらいたい。」

ただ、そんな想いからきています。

インクルージョンを戦略のひとつとして捉え
多様な人材が組織のなかで能力を発揮して働くことができる。
組織文化の改革、広範な施策を推す事も多いですが
ひとりひとりのメンバーの事を想い
全てのメンバーの価値を尊重する文化があれば
自然とインクルージョン→定着へと繋がると想います。

これまでM字カーブを描いていた、女性の労働力率も
きっとより緩やかになることでしょう。

私たちヴィスも未だ道半ばですが
これからも積極的にポジティブアクションに取り組み
さらに適用変化を繰り返していきます。

人を通してこれからの未来を見つめる

まだ始まったばかりのワークライフバランス施策。
"人"を大切にするヴィスだからこそ
女性メンバーに限らず、全てのメンバーとさらに向き合っていこうと思います。

是非、自社のメンバーと
これからの日本を見据えた上での会社の未来について
話し合ってみてはいかがでしょうか。

ヴィス独自の文化、制度はとてもユニークです。
ご興味沸きましたら、是非お気軽にお問い合わせください。