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2017.2.7

CULTURE

【オフィスぶらり】ITOKIとinter.officeが協働で設立したブランド、『 i+(アイプラス)』の新作展示発表会に行ってきました。

オフィスシーンを牽引する2社のコラボレーションブランド『 i+ 』。
融合が生み出す新たなデザインを求めて、ぶらりしてきました。

日本の老舗とヨーロッパの風の融合

i+ (読み:アイプラス)とは、創業以来126年もの間、独創的で先進性の高い製品開発力によってオフィスファニチャーの分野に新しい価値を提供し続けてきたイトーキと、1983年の創業以来、ヨーロッパの優れたオフィスファニチャーを紹介することによって、日本のオフィス空間の快適性に貢献しているインターオフィスの2社が、お客様がより豊かに空間を使いこなし、充実した環境を実感しつつ働く場を希求するコンセプトに同意し、2016年1月に設立したブランドです。

2回目となる新作の発表会が1月24日から2月5日まで開催されており、レセプションにお招きいただいたので行ってまいりました!!
今回の新作は、『i+』のプロデューサー兼デザイナーである寺田尚樹氏に加えて、テキスタイルデザイナーである安東陽子氏、照明デザイナーの岡安泉氏が参加し、快適なオフィス空間で、且つユーザーが任意で使い方をひらめくような商品が発表されるとのこと。
どんな素敵なプロダクトがあるのか、ワクワク。

ハイエンドな丸の内で

会場は、東京駅の丸の内エリア。
デザインと人、デザインと社会をつなぐコミュニケーションプラットフォームというコンセプトで運営されている、“GOOD DESIGN Marunouchi”です。

会場に着くと、すでにたくさんの方で賑わっていました。

おいしいシャンパンと、趣向を凝らしたフィンガーフードが。

キーボード型の羊羹や、オリジナルのクッキーなど、センスのあるフードをいただきながら新作のチェックに向かいます。

クリーンな“美”を追求したデザイン

会場の真ん中に設置されていたのが、新作のミーティングテーブルです。
オリーブ色の天板はリノリウムでできており、洗練されたデザインの中にもどこか懐かしいレトロな雰囲気を感じ取ることができます。

その天板の中央に並ぶ丸い点。
近づいて見てみると、なんとコンセントが内蔵されているではありませんか。
机上に無駄な配線や、延長コードの大きなタップ部分がないので、とてもすっきりとしたミーティングシーンを実現することができます。

オプションでUSBポート(給電専用)に変更することも可能で、まさにユーザーが使い勝手を創出するデザインのひとつですね。


機能を突き詰めた、合理的なフォルムが持つ説得力

さて、テーブルの下を覗き込んでみました。
気になる脚部は、金管楽器のような滑らかな曲線を描く細いパイプでできており、空間全体のニュアンスを壊さない繊細なつくりになっています。
電源内蔵型のテーブルでは足元の配線が気になるところですが、こちらのミーティングテーブルはそんな心配も無用。ケーブルは、細いパイプの中に配線されており、脚部の最下部から電源プラグが出ているのみ。非常にすっきりとしており、気持ちの良いクリーンなミーティングルームができそうです。

サイズのバリエーションは、使いやすいW1800と需要の高いW2400、大人数でも対応ができるW3200の3種類があるので、どんな規模のオフィスにも合わせることができます。
カラーも、オリーブのリノリウムのほかに、メラミン素材のホワイトとイタリアのアクリル化粧版を使ったブラックがあり、エッジのカラーも選べるので、好みと空間に合わせたものをチョイスできますよ。

同じシリーズで、簡単な打ち合わせやリフレッシュスペースで使えるようなスクエアテーブルや、丸テーブルもラインナップされており、シリーズでそろえて空間をつくると、ミニマルですっきりとしたオフィスになりそうですね。

さらなるデザイナーとのコラボレーション

私が気になったのが、照明。
タスクライトといって、いわゆる机上のスタンドライトです。照明デザイナーの岡安泉氏とのコラボレーションで生まれた商品で、テーブルの脚部に使われているのと同じスチールパイプを使用した合理的なデザイン。キャンチレバーを採用したスマートなデザインで、無段階調光を実現した高品位な灯りを提供してくれます。
ミーティングテーブルの上に設置をすると、スタイリッシュさが一段とアップします。

こちらも新作のファブリックパーテーションです。
建築プロジェクトでの協働を中心に活躍しているテキスタイルデザイナーの安東陽子氏とのコラボレーションで生まれました。素材そのものを活かした『i+』らしいつくりを実現するために、シームレスなファブリックを採用しています。

足元には、移動を簡単にするキャスターが。
第1回のコレクション時に発表されたホワイトボードにも採用されたもので、高精度のボールベアリングを内臓しスムーズに動くインラインスケート用の大口径のキャスターが使われています。

か弱い女性でも、サッと移動が可能です。ヒョッと片手で持ち上げられます。

その他にも、以前に発表されているテレフォンスタンドやホワイトボード、コートハンガーなどを組み合わせて、美しさと実用性をかねそなえたオフィスづくりが可能です。


イトーキとインターオフィスという、どちらも日本のみならず世界のオフィスシーンの更なる発展を目指して、常に新しい価値を提供し続ける2社のコラボレーションだからこそ実現したこの『i+』。美しさと機能性を持ち合わせたこのデザインを、この機会に一度試してみてはいかがでしょう?


次のぶらりもお楽しみに!!(845)




『 i+ 』の詳細はこちらのサイトをご覧ください。
http://www.iplus-furniture.jp/

気になる方はヴィスまで。
□東京オフィス TEL: 03-3433-6788
□大阪オフィス TEL: 06-6457-6788
□名古屋オフィス TEL: 052-231-6788