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2019.9.4

CULTURE

その存在感がブランディング!幾何学的でアートな大阪城の石垣

こんにちは、まだまだ暑い中で休みの日はロードバイクで建築探訪するのが趣味なチロルです。

先日、チーム会で大阪城のすぐ横にあるミライザ大阪城に行きました。
チーム会は、インテリアデザインや建築などを学びに行きつつ、見学後は懇親会をするというヴィスの社内文化です。

ミライザ大阪城は、もともと戦時中の陸軍施設だった建物を改修してレストランなどの入っている商業建築として使われています。
その建物ももちろん現在的にアレンジ、改修されすごく良い感じでした。
中でもすごくシンボリックな形をしていたエントランスの照明がお気に入りです。

また自分は大阪城の石垣が幾何学的でアートな雰囲気があるなーと魅入ってしまいました。

いろいろな大きさの石(岩?)が石垣には使われていて、見ていた中で一番巨大なものは、2階建て住宅一件くらいの大きさ優にありました。

その巨石は、南側の桜門すぐ前にあり、一際、存在感があります。

他にも色々な石が組まれていますが、切り出された時の形や大きさを、目的や設置場所によって上手く刻み使って、
各所ぴったりと組まれている石垣の精巧さ美しさには圧倒されます。

現代のように機械的な道具や設備もない時代に、すごい技術力だなと思いますし、
毎日仕事でインテリアのデザインや設計をしていますが、関係ないように見えても、伝統技術的なものが今の私たちの感覚に影響があるだろうとも思います。

そういった意味で、石垣の規則性や幾何学的な形がすごく気に入っていますし、その存在感が強いブランディング、シンボルだなと思います。

大阪城で今見える石垣は徳川時代のものらしく、地下に秀吉時代の石垣があり、
自分たちが住んでいる街中に時代や長い時間の流れを確認できるものがあるだなと思います。

ちょっと違った見方で街中の文化財や伝統的なものを見てみるのも楽しいので、そんな散歩や旅行など皆さんもいかがでしょうか。