ことばで伝わらないものを伝える。オフィスに描くアートがつなぐ、ひとびとの想い。
こんにちは。名古屋オフィスのきゃめろんです。
7月1日にオープンしたトヨタコネクティッド社の東京新拠点「GLIP」のオープニングにお招きいただき、お邪魔して参りました。
入居している建物は、「axle 御茶ノ水」というスパルタンでモダンなシェアオフィス&コワーキングスペース。
もともとは中央大学の寮だった建物をトヨタ自動車社の社員寮として全面改修し、さらに今回2度目の全面改修をして生まれ変わりました。
拠点のネーミングになっている「GLIP」は「Global Leadership Innovation Place」の頭文字をとったもの。
スタートアップ企業や事業会社とグローバルにイノベーションを推進する拠点として新設されました。
建物の中はほぼセキュリティゾーンだったため、その一部しかお伝えすることができませんが、とにかくアートが多かった!
レセプションエリア
レセプションエリアでお出迎えをしてくれるのは、トヨタコネクティッド社創業からの歴史を描いたヒストリーアート。
実は、名古屋にある本社の壁面にも同じヒストリーが描かれているのですが、同じヒストリーを視点を変えて描かれているようなのです。
”同じ出来事でも、視点を変えれば、見え方が変わる”ということですね。
5階と6階をつなぐ階段
階段には、布を織る織機とエンジン部分の鋳造をする画。
トヨタ自動車の前身である自動車部を立ち上げる時に、創業者の豊田喜一郎氏が最も苦労したというエンジン製造
そして、トヨタグループの祖、豊田佐吉氏が人生を捧げた自動織機の製造
トヨタコネクティッド社の2つの原点を、社員だけでなく、訪れるすべての人に伝えるために描かれています。
階段の中腹部
創業者たちから、次の世代へ
その想いのリレー
6Fのトヨタコネクティッド社のオフィスエリアへと向かう手前
トヨタ自動車社の現社長、豊田章男氏が2018年の「THE CONNECTED DAY」で熱く宣言した「この指とまれ」。
トヨタコネクティッド社の全スタッフが、「この指とまれ」を宣言するリーダーであれ、というメッセージ。
この先のストーリーのアートもあるんですが、現在進行形でアーティストさんが描いていました。
7月1日オープンですが、まだまだ建物中にアートを書き続けていく模様。
オフィス中にアートが施されていて、オフィス全体が、何ともコンセプチュアルで楽しい空間になっています。
これらのアートを手掛けているのは、コーポレートアートを強みとする「OVER ALLs」。
一度会ったら絶対忘れない赤澤代表(右)と、めちゃくちゃおしゃれで男前な山本副代表(左)を中心とするアートカンパニーです。
オフィスに社是や歴史年表をただ文字で描くよりも、こうして「画」に表現すると、ぐっと心に沁み込んできます。
オフィスにおけるアートの可能性をとてもとても強く感じた一日でした。
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