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2017.3.9

CULTURE

デザイナーズオフィスのヒントはどこにでもある!?捉え方で広がるコミュニケーションの考え方とは?

みなさんこんにちは wikiです。

みなさんこんにちは
wikiです。
ヴィスも人数が増えて、ブログがなかなか回ってこなくなりました。
成長を感じつつ、多少のさみしさも感じているこの頃です。

さて、先日美術館に行ってきました。(ブログ用にたくさん写真を撮ってくればよかったです。)

初めての美術館に足を運ぶ時、美術館の展示内容はさることながら、空間自体にもワクワクします。
今回は21美との愛称で親しまれる金沢21世紀美術館に弾丸で行ってきたのですが、

最初に飛び込んできた図書館のようなスペースが印象的でした。

美術本が並び、閲覧することもできるスペースなのですが、
白を基調として先進的な雰囲気ながらもガラスを全面に用いてとても開放的でした。
こんな書斎がほしい!


また、
何気ない壁面にデザイナーズオフィスのヒントになるアイディアがあったりします。

ぱっと見ると読めなく、ちょっと考えさせられる、そんな遊び心のある、壁がほしい!


同じ展示はいろいろなところで見れますが、同じ空間は一つとして無いので、隅々までじろじろ見てしまいます。

その他、ガラス張りのセミナールームにはアントチェアがびっしりと並んでいて圧巻だったり、
天井高が5000以上ある空間に圧倒されたり、
【L’Origine du monde】(発音できませんが、、、)和訳すると「世界の起源」と呼ばれるアニッシュ・カプーア作の空間がありました。
ぽっかりと穴の開いた空間に見えるけれども、穴なのか、黒い何かがそこにあるのか、全く分からないという空間があり、オフィスやデザインとは一見して関係がなさそうですが、空間の与えるインパクトや魅せ方、惹きつけ方というのはとても勉強になりました。

気になるみなさん!!これらは全て実際に行ってのお楽しみです!!!
(・・・すみません、写真、本当にとってくればよかったです。・・はい。・・・はい。・・・反省しています。)

最後に最近よくオフィスでも話題に上がるコミュニケーションに関わる常設展示を紹介します。

かねてから見てみたかった、レアンドロ・エルリッヒのスイミング・プールという作品です。
空間の上から見るとプールに見えますが、実際は中間に透明なガラスがあり、その上に深さ約10センチの水が張られているというものです。

自然とコミュニケーションを生むというコンセプトの空間なのですが、
体感してみると確かにその通りでした。

訪れた人は、プールの上にいても下にいても、反対の人から見えているかがわからず、それを確かめる意味もあり自然とみんな手を振ります。
それがきっかけとなり反対の人とのジェスチャーでのやり取りが生まれます。

このような、別の目的により本来の目的であるコミュニケーションが生まれています。

オフィスにプールは作れないかもしれないけれど、
これまで私が持っていた、「コミュニケーションが生まれやすい空間」という考えではなく、
「コミュニケーションが気付けば生まれている空間」という考え方は、
いつか使えるかもしれないと思い、メモをしました。

オリジナルな空間を作りたい方も、機能的な空間を作りたい人も
是非ヴィスまでお気軽にご相談ください。

wikiでした。