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2021.11.15

CULTURE

琵琶湖、浜名湖、そして富士山へ。日本一の山に挑戦!【日本一チャレンジ】

皆さん、こんにちは。PMの田代です!

2021年2月のハマイチチャレンジから6ヶ月。
同じチームで挑む『日本一チャレンジ』の第3弾として、富士山登山を実施してきました。

『日本一チャレンジ』とは、“日本一”の称号のものに挑戦しよう、触れようというヴィスの企業文化の一つです。

言わずと知れた日本一の山・富士山。
2013年には世界遺産にも登録された日本が世界に誇るシンボル的な存在でもあります。

挑戦するのは、日本一チャレンジの申し子であるキャリア入社のメンバー4人で リーダー中山(40歳)を筆頭に黒田(33歳)、田代(31歳)、戸田(31歳)の4人です。

これまでの「ビワイチ」「ハマイチ」に続き、同じチームでは3回目の日本一チャレンジとなります。

【富士山に登る前の心境】

社内で富士山登山を公言していたので、周りの同僚からいろいろな意見を聞きました。

「いつか登ってみたい」
「富士山は見るものだ」
「毎年登っている」

今回挑戦する4名とも登ったことがなかったため、過去2回の日本一チャレンジを達成した経験から来る期待に胸を膨らませつつ、これまで以上に過酷であろう道のりという少しの不安な気持ちが入り混じった感情でした。

【富士山登山に向けたトレーニング】

自転車でのビワイチ約160km、徒歩でのハマイチ約60kmと、過去2回の日本一チャレンジでメンタルを鍛えてきた私たちですが、半端な体力では登り切れないと覚悟し、トレーニングを開始しました。

そのトレーニング内容とは、毎週水曜のNo残業dayに合わせて皇居ランを10kmすること! 最初は3kmを走るのも大変でしたが、富士山登山までには全員が12kmも走れるようになりました。

そして、神奈川県の大山1,252m・鍋割山(の予定でしたが、途中で迷子になったためくぬぎ山810m)を練習として登山しました。

【いざ、富士山へ】


土曜日の早朝から登山スタートし1日で登頂・下山を達成するために、金曜日の就業後に移動を開始。

当日は5:00起きでした! バスで5号目まで行きましたが、その時点で標高2,500mを超えており練習してきた山々の倍の高さです!!

いよいよ始まる!!! この興奮は、この記事を書いていても思い出すほどです。

【いざ、頂上へ】

朝7:30、登山開始!!

序盤は足元の悪い砂利道の坂が続き、いきなり富士山の洗礼を受けます。
ゴールの鳥居が見えているのに、なかなか辿り着けない焦燥感。八合目・本八合、八合五勺・・・見えているのに頂上には中々近づけません。

そして、九号目まで来たとき2名のメンバーが高山病でダウンしました。標高3,000mより森林限界により植物もない空間でじりじりと日光に焼かれる感覚は、なかなか体験できるものではありません。(2度と味わいたくない。。)

それでも、20歩進んだら休憩! また20歩進んだら休憩!で、少しずつ前に進んでいきました。(頭痛が止まらない・・・)
見えているのに遠いゴール。。

【頂上からの景色】


2人を差し置き、先に残りの2名のメンバーで頂上へたどり着きました!

遅れること30分、残りの2名も高山病に苦しみながらも登頂。
記念撮影。

頂上までの道のりは約6時間半。想像以上に険しい崖の道を乗り越え、頂上に近づくにつれて酸素不足になり頭痛と戦いながらもたどり着きました。頂上からの景色はこれまでのトレーニング期間やいろんな思いが重なりあい、言葉では表現できない特別なものとなりました。

しかし真夏にも関わらず標高3,776メートルの頂上はやっぱり寒くて、装備していたジャケットを急いで羽織りました。

【さあ折り返し、下山のほうが大変】

頂上までたどり着いた喜びと達成感もつかの間、頂上はあくまでも折り返し地点に過ぎず、ここからスタート地点への下山が始まります。今回は須走ルートから吉田ルートへの合流ルートで下山を選びましたが、溶岩の砂利がゴロゴロしている道のため、踏ん張りが効きません。

登山用のストックや富士山名物の「金剛杖」を駆使し、気力体力を振り絞りなんとか足を進めてゴールを目指します。

そして、17:00になんとか下山! 上りが6時間半だったのに対して、下りは3時間と猛烈な勢いで追い込みました。(帰りのバスが17:30であったため)

4人の感想として、上ることより下るほうが大変だったという意見は一致しました。

【日本一チャレンジを終えて】

このメンバーで日本一チャレンジに挑むのは3回目でしたが、ただ富士山に登るのではなく、4人それぞれが登山で一皮むけるべく
「辛くなったら誰よりも声掛けする」
「常に先頭を登って仲間を牽引する」
と、それぞれに思いや目標を持って挑んだ今回の挑戦。

過酷な挑戦を経て得られる達成感・充実度は何にも変えがたい貴重な経験であり、人生の財産であると思います。

「琵琶湖を走って一周した」「浜中湖を歩いて一周した」「富士山を頂上まで登った」

そんな経験をしている人はなかなかいないと思いますが、私たちは胸を張ってそう言える経験をしています。登り終えた後は反省会をしながら、次はどんな「日本一」にチャレンジしようか、次なる挑戦に向けて話し合っていました。

仕事以外に目指すべき目標があり、それを一緒に目指せる仲間がいるのは幸せなことだと思います。

次回、私たちの4回目の「日本一チャレンジ」もぜひ楽しみにしていてください!!