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2017.6.12

CULTURE

出産の経験からホスピタリティについて考える。技術、サービス、空間デザイン、そして人

育休2年目をいただいておりますYok02です。

2年目、といいますか、昨年の5月に長男、先月5月に次男を出産したため2年連続でお休みをいただきました。

みなさま、長期休暇ありがとうございます!


そんな中、出産でお世話になったクリニックでの体験が、自分が仕事をする上での理想が詰まっていたので
ブログを書かせていただきました。

だが長文ですみません!


まずは外観と内装です。

海から徒歩3分という素敵な立地に加えて、洗練された外観のデザインで、はじめて訪れた時、思いがけないサプライズで心踊りました。


水辺のある中庭を眺められる開放的な待ち合い。

二階が入院エリアで、そのラウンジ。

お部屋

分娩室も手術室も間接照明が効いていて落ち着く空間。
そして作り付け家具の施工の美しさ!

和室での分娩もできます。

エステルーム

退院前にエステがついてきます。


お部屋や廊下の壁紙はよく使うビニールクロスではなくて織物壁紙。そして継ぎ目が分からない美しい施工!


廊下や和室の床は塩ビを織物のように編みこんだ素材で、アドヴァンで取り扱っているボロンかな?
なるほど、デザイン性があり、耐久性が高く汚れもすぐ拭き取れるので病院には最適だなと感じました。
滑ったりもせず、歩きやすさもよかったです。

次はお料理。

ご飯がおいしい産院って最近たくさんあると思うのですが、
毎回感激していました。



そして肝心のお産。

とにかく先生が気さくで優しくて検診から出産まで安心感がありました。

前回は無痛分娩で産まれたのですが
今回は途中で赤ちゃんの心拍が下がり危険な状態になったため緊急帝王切開に。

先生の切る決断も早く、
さらにその判断から10分以内という早さで生まれました。

チームワークとスピードが鮮やか過ぎて一生忘れません。

事務のスタッフさんも含め病院にいる全員が手術室に集まり、私が呆然としてる間に全てが整っていく様子は、想像をはるかに超えていました。

また、ここの縫い目は他では見ない綺麗さ!と助産師さんも絶賛。
縫っていただいた副医院長先生はレース編み同好会だったとのこと^ ^


また、入院中に長男が部屋のベッドから顔から落ち大量出血するという事件!!
全然止まらない血に途方に暮れていたら
助産師さんみんなで助けてくださり、医院長先生までかけつけて様子を見にきてくれたり、、、

退院した後も、後陣痛で苦しんでいたわたしを朝6時半に受け入れてくれて処置して下さったりと何から何まで感謝の連続でした。


そして料金も普通の産院と変わらない。


この体験からホスピタリティについて考えました。

まずは当たり前のことをするという第一のホスピタリティ。
お金を払った対価として当然しなければならないこと。
今回であれば検診〜出産まで一連の対応になり、
私たちの仕事で言えば、オフィスを作って引っ越しやレイアウト変更まで終えること。


次に良い印象を与える第二のホスピタリティ。
空間、スピード、技術、親切な対応、お料理、エステ等、当たり前にプラスアルファで顧客満足度を上げること。
私たちの仕事では、作るオフィスのデザイン性、プロジェクトをスムーズに進めること等がそれに当たると思います。


最後に、クライアントに求められた要望を超える第三のホスピタリティ。

長男のケガで困った際、全員が心配して術後の私を気遣いながらスピーディに対応してくださったこと。
退院後にも助産師さんが電話をくださって、様子を伺ってくれたこと。などなど。

これは会社のマニュアルではなく、個人個人がお客様が何を求めているか、どうしたら安心していただけるか、ということを真剣に考えて行動した結果、感動につながる行為だと思います。


お客様が困った時にこそ発揮したい心からのおもてなし。
お客様にとって、「カッコいいオフィスに移転した」というだけではなく、それ以上の感動があるイベントになると大成功だなと思います。



自宅から最も近くて、無痛分娩している産院を検索して見つけただけだったのですが、
このクリニックに出会えてスペシャルラッキーでした。

ヴィスを「オフィス」「デザイン」等で検索して見つけて下さったクライアントさんにも
出会えてよかったと思っていただける仕事をしたいなと
すごくすごく感じている今日この頃でした。
(復帰は来年なのにやる気は人一倍^^;)



☆みうらレディースクリニック☆
http://www.miura-lc.or.jp/