オフィスに和のデザインを!西陣織が放つ日本伝統工芸の気品
こんにちわー!!週4でボロネーゼを食べている大阪のしげまるです。
あまりにも食べ過ぎて、今年の健康診断で中性脂肪の数値が2.5倍に跳ね上がってしまいました。。
さてさて、本日のトピックは、、、、
"我らが日本人の誇る日本の伝統工芸とオフィス空間の融合"
何じゃそら!!って感じですよね。
というのも、
オフィスのデザインといえば、
カフェのようなデザインであったり、宇宙戦艦のような先進的なデザインであったり、どちらかというと最新のトレンドを取り入れたオフィスを連想されると思います。
そんな中、"日本の文化を取り入れたオフィスってなかなか無いよね"という話がヴィスメンバーの中で挙がり、実際日本の文化とオフィスってどう組み合わせたらいいいのだろうかと思い始めると気なって気になって仕方が無くなったので、行ってみました!
ででーん。
今回、京都にある株式会社細尾のショールームに、チームの勉強会としてお邪魔させていただきました。
この株式会社細尾さん、簡単にご説明しますと、
”西陣織”という織物業を専門としている会社でして、西陣織の織物業を創業したのは、1688年からということで、とても歴史のある会社さんなんです。
実際細尾さんで作られている西陣織は、クリスチャン・ディオールなどの高級ブティックや、リッツカールトンの一室などに使用されており、国内外問わず数多くの場所で使用されています。
かっこいい門構えだな。。お屋敷みたいだ。
ショールームの中に入ってまず真っ先に見えたのがこれ!
かっこいい、、
こちらの壁面には、伝統工芸"西陣織"が使われております。
西陣織の特徴として、
・多様な種類の糸や繊維を用いることができ、無数の柄が作成可能
・使う素材によっては、革製品のような強度にもなり、かばんや靴にも加工される
・他の織物では出せない独特の光沢や模様が出来る
といったところが挙げられます。
上の壁面の西陣織では、あえて織物にデコボコを入れることで、
間接照明を当てると陰影が浮き出し、独特の気品を醸し出しています。
じゃあ、この西陣織を家具の張り地にしてみたらどうだろう、、
か、かっこいい、、
織物ってすぐ破れちゃうんじゃないの??
侮ることなかれ!!!
こちらのソファに使用されている西陣織では、繊維に使用している糸を何十本も束ねて加工しており、ちょっとやそっとじゃ全然破れない郷土を保っています。
家具によっては、織物自体にうるしを塗って強度をあげているものもありましたよ!革製品のようなツヤがありとってもかっこよかったです!
他にも、こちらのショールームでは、
何十種類もの生地のサンプルがあり、見る角度によって色が変わるものや、マジックミラー仕様の生地など、その一枚一枚が違った加工をされていました。
数あるサンプルの中でもこれはオフィスに使えるなっ!!と思ったのが、、
こちら西陣織を樹脂で固めたものでして、テーブルの天板などで使用されるそう!
こんなゴージャスな色の会議テーブルがオフィスにあれば、
オフィス自体の付加価値もグッとあがりますよね。
普通のオフィスの壁って、クロスを貼ったり、塗装をしたり、グラフィックを貼ったり、
やり方はいろいろあれど、どれもどこかのオフィスでは見たことのあるかとおもいます。
ただ今回ご紹介したような西陣織を、例えば応接スペースの壁面にワンポイントに入れてみたり、ソファセットの張り地に使用したりするだけで、普通の内装材では絶対に出ない味がでてきますよね。
実は、ヴィスでお手伝いさせていただいたある企業様では、
実際にオフィスの応接スペース内に西陣織の張り地を使用したクッションを入れさせていただいています!
この生地の色、代表の方が一番好きだったピンク色を選んでいただき、柄も含め完全オーダーメイドで作らせていただきました。
このような、西陣織をはじめとする日本独自の伝統工芸品たちは、IT化が急速に進むこの世の中だからこそ、不変の価値をもたらしてくれるのではないかと思うんです。
今後のオフィスのご移転をご検討の際は、
是非ともこの西陣織を取り入れて、オンリーワンなオフィスを考えてみてはいかがでしょうか!
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