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2018.3.31

CULTURE

オフィスの壁の色や材質によってイメージアップ

壁でオフィスの印象は大きく変わります。適したカラーリングデザインをし、壁から貴社のブランディングをはじめてみましょう。

■壁がオフィスを印象付けている

空間を間仕切る壁。「オフィス内装のイメージを変えたい」という時に、視覚的に占める面積が多い壁の存在は大きく、その仕上げ(色や材質)は空間全体の印象を左右します。オフィスの壁といえば一般的な白の壁をイメージされると思いますが、壁の種類、特に塗装や壁紙の色は膨大な種類があり、デザイナーズオフィスにおいては一面一面その空間に合うようにコーディネートされているのです。

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■オフィスに使われる壁の種類とは

一般的なオフィスにおける壁の種類は大きく分けて2つあります。
1.造作壁(LGS・PB貼り) … LGS(軽量鉄骨)と石膏ボードを組み合わせた下地に、塗装や壁紙など表装材を施し仕上る方法。仕上げ材は種類が多く汎用性が一番高い。それ以外にも、「下地+仕上げ材」で建てる壁の総称。ガラス壁も含む。

2.既製パーティション … メーカー規格製品を組み合わせて建てる壁。スチールパーティションやアルミパーティションが一般的。ガラスパーティションもよく使われる。

パーティションの魅力は追々お伝えするとして、今記事における壁は造作壁と定義し、どんな壁を建てればニーズにマッチするのか、仕上げ材が与える印象について見ていきましょう。

■壁の印象でおしゃれ感や高級感をコントロール

<壁紙(クロス)・塗装>

基本の仕上げです。施工の平米単価も安価で、かつ何千もの種類から色や柄を選ぶことができます。一般的な白の壁が事務的印象を与えがちなため、新たに建てる造作壁に色を取り入れたり、既存の白い壁を塗り替えたりすることで事務的な空間に彩りが生まれます。

<ガラス>

最も壁を思わせない間仕切りの方法です。空間を広々見せたい、閉塞感を出したくないというニーズに適していて、来社された方も中の様子が垣間見えた方が安心感がある、ということでエントランスに利用されるケースも多くあります。ヴィスのオフィスもガラスをふんだんに利用し抜け感と明るさを感じさせる空間になっています。

<木材>

木の壁は自然の温かさやナチュラルさを感じさせ、木の種類によって重厚感、北欧風、西海岸風など、一括りに木といってもイメージはそれぞれ!完工直後はほんのりと木の香りに包まれてやさしい気持ちになれそうですね。

<タイル・石>

重みのある印象を受けるので、ぐっと重厚感や高級感が増し、照明の当たり具合で現れる陰影や輝きがポイントとなります。プリント壁紙では出ない本物感が出るので、見た目だけでなく手触りにもこだわりを感じられる空間になります。

<グリーン>

オフィス×グリーンの人気は高く、壁一面に取り入れるケースも増えています。イミテーショングリーンは巧妙に作られているので本物と見分けがつかないくらいです。おしゃれなカフェのような明るく健康的なイメージを与えます。


■壁を見てブランディングを高めよう!

上記以外にも実に様々な仕上げ方法がありますが、壁はパッと見た際の印象だけでなく情報も視覚的に与えられる存在です。

<コーポレートカラー>

企業のイメージカラーを取り入れることは、最も簡単な企業ブランディング手法です。例えば、「ただのブルーの壁」と「自社のコーポレートカラーとリンクしているブルーの壁」では、オフィスにおけるその企業「らしさ」に差が出ますよね。
ヴィスでもワークスペース内に一面コーポレートカラーのフォーチュネイトイエローの塗装壁があり、開放感のある空間にメリハリを与えてくれています。「え?イエローは明るすぎない?」と言われがちですが、実際特に気にならず、元気な気持ちでデスクワークに励めるのでオススメなカラーです。

<壁面グラフィック>

企業理念やマインド、ビジョンをアウトプットできます。従業員だけでなく、来社いただくより多くの方に自社が大切にしていることやコミットしていることを伝えることができます。
 また、ヴィスオフィスでは実寸のスケール感を表すグラフィックで遊び心ある壁になっています。

ただの壁。されど壁。

大きな存在だからこそ、空間を間仕切るだけでない、存在することでイメージアップにつながる工夫を一緒に考えさせていただきます。