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2018.3.31

CULTURE

【オフィスぶらり】 空間が社員と社員を繋ぐ。
お腹も心も満たされる株式会社TOK様のデザイナーズ食堂へ、ぶらり行ってきました。<第二弾!!>

前回に引き続き、株式会社TOK様の4Fへオフィスぶらり。こちらは社員食堂スペース。良い匂いに誘われて、また新たな世界へ。

考えつくされたバランスメニュー

ワークスペースに引き続き、4Fへ案内していただきました。エレベーターを降りた瞬間から漂う良い匂い。
お腹すいた・・・。4Fはなんと社員食堂スペースになっているそうで、お手頃価格で美味しいご飯が食べられるようになっていました。今日のメニューの横には今月のメニュー案内と特別メニューのチラシも飾られていて、まるで給食を待ちわびる小学生時代に戻ったような気持ちに。
栄養バランスもしっかり考えられたメニューは社員様の真の福利厚生ですよね。健康が第一ですから。

過ごしたくなるカフェのような空間

食堂スペースの扉を開けると、食堂らしからぬ空間が広がっていました。
「あれ、私最近オープンしたカフェに来たんだっけ?」
そう思わずにはいられません。ワークスペース同様に天井はスケルトンになっていて、開放感も抜群。随所に設置されているペンダント照明もよりカフェっぽい雰囲気を醸し出しています。
こんなにもお洒落な社員食堂だったら、「ただ食事をする場所」としてではなく、「過ごしたい場所」として積極的に足を運びそうですよね。ちょうどお昼時ということもあり、とても賑わっていました。

印象的な甲羅デザイン

特徴的だったのはこの床デザイン!
モルタルでインダストリアル風に仕上がっている床の上に、六角形の甲羅デザインの木材がデザイン張りされていました。木材とデザインミックスするだけで、クールな印象から一気に温かな印象へ。食堂なのでこういう木の温かみって大切ですよね。
また、床のデザインがどこまでも続いていくなぁと思いよくよく見てみたら、カウンターの腰壁はミラー張りになっていました。奥行き感を演出するミラーマジック!デザインがより幅広く見えますよね。
私個人的にこういうデザインすごく好きです。床だけで何枚も写真を撮りました(笑)

食事が先?会議が先?

キッチンカウンターの向かいはなんと会議室になっていました。
(ご移転当初のぶらり訪問だったので胡蝶蘭がずらり!)
壁はガラスで建てられていたのでとてもオープンな印象で、空間にとてもマッチしていますよね。食堂でお腹を満たした流れで会議室にて集中してディスカッション・・・なんともスムーズな流れが目に浮かびます。会議室の中には、オフィス仕様の会議テーブル、チェアを始め、ホワイトボード、テレビ会議のモニターまでしっかり完備されていて、お洒落な中でも機能性はばっちりでした。お洒落なだけではなく使えるオフィスであることが、オフィス創りの基本ですからね。

扉にデザインが施されれば空間が彩られる

こちらは会議室の扉です。キッチンカウンターの上部と同じデザインが施されており、空間の統一感を感じさせますよね。木パネルにデザイン塗装をして、エイジングで風合いを出していくのですが、床モルタルから演出されるインダストリアルな雰囲気にもとてもマッチしていますよね。カラーも何色か入ることで空間が一気に明るくなります。
念の為もう一度言いますが、こちらはオフィスの会議室の扉です。(笑)
いやぁ、お洒落。

その日の気分で過ごし方を選ぶ

さてさて、奥へ進むとさらに素敵な空間が広がっていました。
ソファスペース、スクエアテーブル、カウンターテーブル、ボックスシート、卓球台(!!)、実に様々な形の家具が空間を彩っています。その時の自分の気分や一緒にいるメンバーに合わせて、過ごし方を選べるので、さらに居心地が良く感じそうですよね。
とても楽しそうに卓球をされていたんですが、食堂をぶらりしている間人が入れ替わり立ち代り、部署や男性女性関係なく皆さんで楽しまれていました。元々の社員さんの仲の良さにこの食堂スペースという繋がりの場が掛け合わり、大学の休憩時間のような光景が繰り広げられているのだろうな、と感じます。理想的な組織ですよね。

力強く大人っぽいブルックリンデザイン

空間のカフェ感を増しているのはきっと柱に施されたブリックタイルでしょう。
赤基調でボコボコとした形状のタイルにモルタルの床の組み合わせは、今オフィスデザインでもとても流行っている「ブルックリンデザイン」を象徴していますよね。それぞれの素材感を感じられるブルックリンデザインは、力強さと大人の落ち着きを演出してくれるんですよ。どことなくTOK様の食堂が大人な雰囲気なのも、そんなブルックリンデザインを彷彿されるからかもしれません。
カウンター席の上の設置されたペンダント照明もお洒落。


“食べる”というシーンに合わせてデザイン

中央に並んでいたのは甲羅型のオリジナルテーブルです。
奥行き感もしっかりあり、プレートを並べて置いても余裕をもって座れます。私も実際に座ってみて気付いたのですが、六角形って完全な対面式でなく緩やかな横並びになるので、コミュニケーションがとり易いんです!大人数でご飯を食べる時にありがちな、「あっちの方の会話聞こえなーい」状態にあまりならず、ひとつのテーブルで一体になれるイメージ。
もちろん相席もしやすいので、人数の汎用性が高いですよね。使うシーンに合わせて家具の形がデザインされていて、本当に考えつくされて空間が創られているんだなぁと感じます。
そういえば入り口の床に施されていたデザインも甲羅型でした。統一されたデザインが空間の美しさを創っているんだなぁとしみじみ思ったり。
選ばれている家具も基本的に木家具なので、温かみがあって落ち着きます。カフェを通り越して、もはや友人のお家にお邪魔している気分・・・。

テーブルコーディネイトが食卓を華やかにする

テーブルの上には多肉植物などのミニ観葉植物たちが並んでいました。
これもヴィスが空間全体のデザインと家具のイメージから、この空間に合う植物をチョイスしプレゼントしたのだそう。大きすぎず小さすぎず、可愛い感じ。
テーブルの中央に植物が置いてあるだけで、テーブルコーディネイトがぐっと華やぎますよね。テーブルの上のグリーンからもわかるように、空間全体の随所に観葉植物が置かれているので、リラックス効果の高い空間が創られています。
実は2Fのワークスペースにも意図的に多く観葉植物が置かれていたんですよ。グリーンがあるかにないかで、空間の印象は大きく異なります。優しい空気感を創り出してくれる観葉植物はワークスペースにも、リフレッシュスペースにもお勧めなんです。


多目的に活用できる自由な空間

食堂スペースの一番奥にはステージがお目見えしていました。イベント開催時にはこのステージで催し物を発表することも可能!前回のイベントの時にはカラオケ大会のステージにもなったそう。(もともとカラオケシステムは入ってないそうで即興だったとか。ノリの良い会社様で素敵です。)
また、天井吊のスクリーンも設置されているので、映像を見ることもできるんですよ。私だったら映画部つくって毎週映画観ちゃうな。
食堂にもなり、リフレッシュスペースにもなり、働く場にもなり、イベント会場にもなり、カラオケ大会もできる・・・活用の幅は無限大の空間です。

理念はデザインにのせて表現する

壁面に大きく描かれていたのは、TOK様の会社理念にもある「これまでにない“動き”を。」の想いを表現したもの。理念を思い起こさせる「Creat New Motion」は、文字自体が今にも動き出しそうな躍動感のあるデザインで、さらに社員様への心に火をつけそうですよね。
近年、オフィスは組織としての考え方を表現する場として考えられることが多く、TOK様のように理念を壁一面にデザインするケースも増えているんです。
ただ紙に印刷された文字を掲げるよりも、躍動的に描かれた文字の方が心に響いてくるのは、私だけではないはず。想いをデザインにのせて表現するウォールペイント。私はとても好きです。
壁面の奥の方には、空間を彩るウォールデザインが施されていました。TOK様とこの空間にインスピレーションを受けて描き上げられたウォールデザインは、まさに唯一無二のデザイン。他社にはないなにかスペシャルがあるって、誇らしいですよね。

人と人を繋ぐ空間

窓際スペースは一段床があがっており、柱がデザインされていました。
壁も立っていないオープンスペースにも関わらず窓際スペースが別空間のように感じるのは、これらの工夫がされているからなんですね。壁を立てずとも空間は仕切ることは出来る。開放的な空間に多様な過ごし方を創りたい時にはとても効果的です。
皆さん3ー5名でお昼ご飯を食べているシーンを目にしたのですが、これまではあまり見かけなかった光景だそう。部署によりフロアが分かれあまり交わることのなかったオフィス、声を掛け合って「一緒に食堂に行こうよ」と連れ添って向かう場所でなかった食堂。それが今では、部署を越え声を掛け合い、それまで見かけたことがなかった人同士が一緒に昼食をとっている。デザイナーズオフィスの空間は人と人を繋ぐことができるんだなと、皆さんが和気あいあいと食事をされている姿を見ながら感じました。

どこまでもこだわり続ける

皆さんの昼食風景を見ていたらすっかりお腹が減ってしまいました・・・。(ぐぅー)
「良かったら食堂で食べていってください」と、ご好意に甘えて利用させていただくことに!
ありがとうございます!!
トレーを取って列に並びます。トレーもなんだかお洒落だなぁ。(心の声)
なんとトレーも新しい食堂に合わせて選んだデザインのものなんだそう!木目のデザインなんですが、複数のカラーバリエーションで揃えられているのだとか。
「せっかくこだわってデザインして空間を創ったのだから、どこまでもこだわって一緒に創り上げたい。」
そんなヴィスの想いに同調してくださり、トレーに限らず食堂で使用するお皿やお碗などの食器類も、空間デザインにマッチするもので揃えられていました。

温かな食事から感じる温かな心

美味しそう・・・。さぁ、早速いただきます!!
本日のメニューは「鳥五目丼」or「かき玉うどん/そば」。私は鳥五目丼を選びました。
鳥五目丼には鶏肉だけでなく、根菜も多く入っていて食べごたえ抜群!副菜とお味噌汁もついて、栄養バランスも完璧でした。快適な過ごしやすい空間だけではなく、栄養バランスの整った食事内容をみるだけで、TOK様がどれだけ社員様を想われているのかが伝わります。「社員様の健康が一番。」そんな想いが温かい食事から感じられ、お腹と共に心も満たされました。ヴィスにも社員食堂欲しいなぁ・・・。

オフィスは会社の想いそのものだ

ビル一棟まるっとリノベーションされたTOK様の新オフィス。
カフェ風でお洒落なだけに留まらず、意図的に考えられたコミュニケーションの在り方、創造性が誘発される新しいワークスタイル、人と人の繋がりを生む空間・・・伝えきれないほどの効果がTOK様のデザイナーズオフィスには詰まっていました。

オフィスは会社の想いを体現する。

オフィスを通じて社員様への温かな想いを感じ、きっとこれが食堂で見た社員様の笑顔に通じているんだなぁと思ったのでした。
会社に行きたくなる、TOK様のオフィス。また美味しいご飯を食べに遊びに行こうかな。


なっちむ