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2018.12.14

CULTURE

建築とインテリアとロードバイクと ーぶらり南大阪の旅ー

健康のためにロードバイクに乗るようになりました。

こんにちは
数日前から かなり寒くなってきて、ついにストーブを出しましたチロルです。


数年前から健康のためにロードバイク(自転車)で運動を心がけています。

小学生からサッカーを、しかもGKをやっていて、こちらもやりたいのですが、

人数が集まらないとできないスポーツのため、継続的に健康のためにやるには難しいなと思いロードバイクを始めました。

(足用のため、実物はキズだらけで、マスキングテープでキズ隠ししてボロボロです。)
もともと車やバイクなど乗り物が好きだったのですごくはまってしまい、日常の足として活躍しています。

また建築やインテリアデザインなどの各地見学などに行く際も、関西圏でしたら直接ロードバイクで行きウロウロします。

もともとベスパというスクーターで行っていたのですが、環境のことなども考えて最近はこちらがメインになっています。


先日、大阪府堺市の方面に用事があり行く際、通り道にある建築を少し見ていこうと思い朝から自転車で向かいました。

最初に住吉大社に行き、お祈りしてきました。

建築士の資格勉強などで教科書には定番的掲載の由緒ある大社です。

「住吉造」という建築様式で、神社建築史上最古の様式の一つで国宝に指定されています。

鳥居の形にも特徴があり、そういった細部観て楽しめます。

大社前には少しレトロな雰囲気の路面電車が走っていてこちらのデザインも好きです。

最近残っているのかわからないですが、本当に古い車体になるとインテリアが本物の木装だったりしておもしろく愛嬌のある地域の交通機関で、大社周辺の時間をゆったり感じさせている存在だと思います。

このあと、建築家 安藤忠雄さんの出世作ともいえる「住吉の長屋」を観ました。

僕はハッキリと知っているわけではないのですが、一時期、住宅建築そのものを作品として美術館のように公開していたような話を聞いたことがあるのですが、基本的には個人住宅のため場所は非公開で記載はしません。

入って見学というわけにはいかないため外部のみですが、用事の通り道に観る分には十分で、作品の力強さを感じました。

他の安藤さんの作品を観ると、最近の施工技術の進歩のためかコンクリートがすごくキレイだなと思うのですが、

この住吉の長屋は時代なりの良さというか、適度な荒さが残っていて、また小さな現代建築に凝縮された日本文化の趣が力強さになっているのかなと感じます。インテリアもコンクリート、機会あればインテリア空間の見学したいなと思います。

普段インテリアデザインお仕事をしていて、コンクリートを打つのはなかなか無いですが、天井を解体してスケルトンでデザインに利用したりと身近な素材のため、いろいろデザイン的なアイデアを考えていきたいなと思います。


この後、急いで堺方面に走り続けました。

実家が仁徳天皇陵の近くのため、前を通る際に写真だけ撮りましたが、世界遺産登録を目指しているためか、ご近所の方々がボランティアで観光客の方々に説明をされていました。

一見キレイに見えますが、今年の台風21号の影響で敷地内の木々があちらこちら倒木したらしく、正面に見える木々の枝が見えています。本来は枝が見えなくて、もっと深々しい木緑で神秘的な風景です。

宮内庁管理ということもあり、手入れのため立ち入るなどが簡単にできないこともあり、自然に任せて復活していくのを待つというようなことを観光客の方に説明されているのが横から聞こえてきました。


この後もう少し走り目的の場所に到着、用事を済ませてきました。

僕は結婚してから神戸方面に住んでいるのですが、実家がこの辺りで、向かう通り道にこんなに有名だったり素晴らしい建築作品やインテリアがあるんだなと改めて感じました。


ロードバイクは健康にも良いですし、ウロウロしながら建築やインテリア作品などを探しまわるのには最適です。

天気の良い日に健康に良いロードバイクと、

知的好奇心や美的好奇心を満たす建築、インテリア探訪など皆さまもいかがでしょうか。