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2015.4.1

CULTURE

オフィス選定のポイント

1.市況の把握

物件情報は、インターネットやチラシ等の情報媒体で大まかな目安を把握してから、オフィス仲介を行っている専門業者に問い合わせる方法が一般的です。

物件候補を絞り込む際には、パンフレットや賃貸条件表、平面図、契約項目などの資料を取り寄せ、資料上での比較検討し、現地に出向きます。最寄り駅からの所要時間などの周辺環境や、ビル自体の管理状況などは、実際にそこで働くことをイメージしながらチェックをすると良いでしょう。

2.ビル情報の収集

希望の立地や環境の市況把握ができましたら、次にチェックするのはビルです。ビルの設備はオフィスの設備に直接関係します。自社の企業風土に合う・合わないで社員のモチベーションが左右され、会社の生産性にも大きく関わることになります。
下記の点をチェックし情報収集をすることをオススメします。

・トイレ・給湯室・通信設備などの必要設備
・エレベーター・駐車場などの移動設備
・メンテナンス・清掃など管理の頻度・方法
・空調・照明の種類
・天井高・柱の位置
・窓の数・形・位置
・什器サイズとの整合性
・床の耐荷重
・配線方法
・ビルの入館時間帯・休館日などの利用条件
・人数の規模にあった総面積

3.オフィス選定

候補先がある程度絞れた時点で、具体的な項目ごとに物件の比較検討をします。契約面積や賃料だけでなく、契約の更新方法、賃料の改定方法、原状回復の条件や、預託金の返還時期など、更新や解約にまつわる先々の項目まで確認をしておくと良いでしょう。

また、オフィス物件情報の面積は、主に2通りありますので注意が必要です。

【グロス面積】
トイレや給湯室、廊下、エレベータホールなど、共用スペースを含んだ面積

【ネット面積】
グロス面積から上記の共用スペースを除いた、実際にオフィスとして利用できるスペースの面積

オフィス環境は仕事の質を大きく左右するため、移転目的をコスト削減とした場合でも、オフィスの内外の環境面も十分に留意してビルの選定を行う必要があります。