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2022.10.12

NEWS

H2Oの本社移転に際し内装をデザインしました。フリーアドレスを導入し、コミュニケーションが生まれるオフィスへ

デザイナーズオフィスを手がけ、「はたらく」をデザインする株式会社ヴィス(本社:大阪市北区、代表取締役社長:金谷智浩、以下 ヴィス)は、2022年8月、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:荒木 直也、以下 H2Oリテイリング)・株式会社阪急阪神百貨店(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山口 俊比古、以下 阪急阪神百貨店)の大阪梅田ツインタワーズ・サウス(約3,500平方メートル)へのオフィス移転に際し、ワークデザイン・オフィスデザインをしたことをお知らせします。

H2Oの本社移転に際し内装をデザインしました。フリーアドレスを導入し、コミュニケーションが生まれるオフィスへ

 

新オフィスのコンセプト「CIRCLE FOREST」

お客様に新しい価値を提供できるよう、社員一人ひとりが主体的に行動し、縦横無尽に連携していく環境を創出することを目標としました。「Communication(水)」により「Culture(根)」「Community(幹)」「Creation(枝葉)」「Content(実)」の4つの“C”が育まれ好循環が生まれることを目指しコンセプトを「CIRCLE FOREST」としました。

H2Oの本社移転に際し内装をデザインしました。フリーアドレスを導入し、コミュニケーションが生まれるオフィスへ

社員同士やお客様、関係会社様などとのコミュニケーションが活性化されることを第一に考えたプランニング。執務室内はコミュニケーションが自然発生するようワンフロアで回遊しやすい導線計画、家具配置としました。

デザインはコンセプトに合わせて「水」や「森」を連想できる色使いと曲線を取り入れ、特にエントランス、商談エリアは、植栽と木目を中心とし訪れたお客様にとっても気持ち良く感じられるお出迎え空間となっています。

フリーアドレスを導入。新しい働き方を実現するワークスペース

H2Oの本社移転に際し内装をデザインしました。フリーアドレスを導入し、コミュニケーションが生まれるオフィスへ

今回新たにフリーアドレスを導入し、座席数は全社員数に対し約50%としました。社員が自ら働く場所を選択し、生産性の向上とイノベーションの創出を図ることができるよう、各種ワークデスクを設けています。

窓際にはソロワークから打ち合わせまで様々な使い方ができるソファスペースや個室型ワークブース、カウンター席などを設置。

コラボレーションエリアでは大型モニターやひな壇を設置し、社員同士のコミュニケーションにとどまらず社外とのコラボレーションも想定したスペースとしました。

H2Oの本社移転に際し内装をデザインしました。フリーアドレスを導入し、コミュニケーションが生まれるオフィスへ

リモートワークや分散出社も取り入れ、ペーパーレス化・備品の集約等を通して新しい機能を加えながらも面積効率を向上しました。

コンセプト設計(ワークデザイン・プログラミング)について

今回のご移転に際し、働き方の変革も含めたコンサルティングを行いました。オフィスデザインに至るプログラミングフェーズとして、以下の取り組みを実施しました。

H2Oの本社移転に際し内装をデザインしました。フリーアドレスを導入し、コミュニケーションが生まれるオフィスへ1)データ取得、社員アンケート実施
企業エンゲージメントや縦割り制度、リソースの配分を検討するに資するデータ取得を念頭に、現状の会議室数から理想の部屋数を算出。

新しいオフィスのデザインや方向性を明らかにするべく、従業員の思考性を数値化し、これらのリサーチを経て、「世代差による価値観の違い」や「従業員から噴出する疑義」などの課題を導き出しました。

2)経営者へのインタビュー
経営者に、ビジョンや現状、理想と課題についてインタビューを実施。企業としての課題を把握し、オフィスを通じてそれをどのように解決するかを検討しました。

3)現地ワークからの実態把握
ヴィスのプロジェクトメンバーが、H2Oリテイリング・阪急阪神百貨店のオフィスで1日働くことで現状を把握する現地ワークを実施。実際にオフィスで働いて得られる体験により、客観的な現状分析を行いました。

H2Oの本社移転に際し内装をデザインしました。フリーアドレスを導入し、コミュニケーションが生まれるオフィスへ4)社員ワークショップの実施
現状認識し、理想と課題を明確にするため、H2Oリテイリング・阪急阪神百貨店の各部署の社員20名程度でのワークショップを2日間にわたって実施。

活発な意見交換を通して、コミュニケーション面の改善という課題に対し、環境と仕組みで改善するという具体的なアイデアに繋がりました。

上記ワークスタイルに関する4つのコンサルティングを通し、最適なコンセプト、オフィスデザインを導きました。

ヴィス プロジェクトメンバーより


オフィス移転前のプログラミングフェーズにて、ワークショップやインタビュー、アンケートなど各種取り組みを行い、お客様のプロジェクトへの想いを共通理解することや社内の合意形成をすることができました。

特にワークショップでは積極的にご意見される社員の皆さまを拝見し、課題を感じながらも会社への「愛着」や「誇り」、何よりも「なんとかしたい」という熱意を感じ取ることができ、非常に素敵な会社だと感じました。

当社がしっかりと働く場所を作ることができれば本プロジェクトの目的が達成されていくことを確信しており、今後の更なるご成長を祈念しております。