人員増加に伴い、2019年4月より東京オフィスを増床しました。

現在オフィスのあるビルの4階部分145坪を増床し、東京オフィスは2階・4階あわせて約400坪となります。

4階オフィスの入り口ドアを入ってすぐのスペースは、「日本の森」をイメージしてデザインしました。グリーンをふんだんに使用した「バイオフィリックデザイン」を取り入れています。

「バイオフィリックデザイン」とは、人間には「自然とつながりたい」という本能的欲求があり、自然と触れ合うことで癒され、幸せを感じることができるという考え方の元、自然とつながることができる要素を取り入れたデザインのこと。

オフィスに入った瞬間から森の中にいるような癒しがあります。


日本の森の中でも、鳥取・大山の森をイメージしました。
入り口すぐの壁は一面を苔で覆い、インパクトを出すとともに森の世界観を表現しています。

全体的にグリーンをふんだんに使い、全身で自然を感じられる空間になっています。
グリーンのボリュームを多く見せるため、背後の壁には暗めのミラーを置き、映り込みによって奥行きや立体感を表現しました。


山の中を流れる川をイメージした通路が、オフィス内へと導きます。

森を抜けると現れるワークスペースは主にオフィス設計・デザインを担当するクリエイターが使用します。

「VIS STUDIO」と名付け、デザインを生み出す場所「スタジオ」としての役割を担います。
スタジオ中央にはシンボリックな発光サインを設置し、奥行きを出すとともにブランディングをはかりました。


窓際の席と、中央に四角いデスクをランダムに配置し、フリーアドレスとしました。
デザイナーが四角いテーブルに4人で向き合って座るという形式。コミュニケーションが生まれやすくなる効果を期待しています。

壁材や床材などのサンプルを広げて見られる作業台を備えたマテリアルスペースは2か所。

無垢材と突板を格子状に使用し、こちらも木の香りに癒される空間となっています。
個室のように仕切りつつも壁を立てず、木の枠に網目状のメタルをはめることで周囲からも見えるようにしています。

広い作業台とサンプル素材を収納した棚を備え、照明を設置しました。

照明の明るさや色を調整することができるので、
実際に広い台の上でサンプルを広げ、照明の色を変えてマテリアルの見え方を比較することも可能です。

立ったままミーティングができるスペースも2か所。

それぞれにモニターとボード、昇降テーブルを備えます。

他フロアにいるメンバーが移動してきた際も打合せを始めやすく、無駄に時間を過ごすこともありません。

シェルフで仕切られた空間はフリースペース。
オフィス内には壁を作らず、壁の代わりに黒のシェルフを使用して空間を仕切っています。

広々としたフリースペースには、多種多様のデスク、チェア、ソファ。
お客様に実際に見て触れて検討していただけるよう、さまざまなタイプを用意しました。

オフィスチェアは使用せず、デザインや張地の違うイスを使用。
テーブルもオフィス机ではなく無垢の一枚板、アンティークなど生活に使われる家具を採用しています。

シェルフや机上に置く小物も、生活に近いものを選びました。
生活感を出し、家のような空間を作ることで、癒されリラックスできるスペースとなっています。


5,000件以上のデザイナーズオフィスを手掛けてきた私たちだからこそ、
すでにあるオフィス空間ではなく、これまでにない空間をつくることを目指してデザインしました。

提案の際はぜひ4階オフィスでの打ち合わせをさせてください！
また、周辺にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

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【東京オフィス】
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