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2021.5.20

CULTURE

【オフィス訪問】金融業のイメージを払拭 ベイビュー・アセット・マネジメント株式会社様

ベイビュー・アセット・マネジメント株式会社様へ行ってきました!

「日本の投資家に、本当に高品質なファンドを」を目的に、投資信託・投資一任業務を行う国内唯一の独立系マルチ・ブティック(専門店)型であるベイビュー・アセット・マネジメント様。 (https://www.bayview.co.jp/)

今までにない自社らしさを反映したオフィスにしたい

今回は、代表取締役社長兼CEOの八木様にお話をお聞かせいただきました。

佐野:(ヴィス・インタビュー担当)
ご増床の経緯・目的を教えてください。

八木社長:
社員数が多くなり、現状のオフィス・スペースだと手狭だと感じたためです。また、他フロアの空きが出たため、増床という選択が可能となりました。思い入れのあるビル(番町ハウス)なので、できれば移転はしたくないという想いもありました。


佐野:
今回のオフィスにおいて、重要視したポイントはありますか。

八木社長:
社員のみんなが集まることができる『パブリックスペース』です。
「企業ブランディングを感じさせるオフィスデザインを通じて、社員・来訪者へもベイビューの拘りを感じていただけるようにしたい」
「機能面重視で型にはまったオフィスといった、金融機関から連想される一般的なテイストではないものにしたい」
という想いから、固定概念にとらわれず、柔軟なアイデアと創造性を投影させたオフィスにしたいとお伝えしご提案をいただきました。

完成後の社員の皆さまや、ご来訪のお客様の反応は

佐野:
オフィス完成後の社員の皆さまや、ご来訪のお客様の反応はいかがでしょうか。

八木社長:
100点満点です!ご来社いただいたお客様を始め、社員のみんなも素晴らしいと言ってます。


佐野:
ヴィスをパートナーとしてご選定 いただいた理由を教えてください。またプロジェクトを進行するに当たっての思い出のエピソードがあれば教えてください。

八木社長:
小倉さん(※今回のヴィスのプロジェクトマネージャー)の営業が上手だったことは選定理由の一つです。また、毎回のお打ち合わせの最後にいただく“あめちゃん”の文化も印象深かったですね。何よりヴィスは、斬新な発想力のある若い方が多く活躍されている会社というのも魅力の一つでした。

※“あめちゃん”とは・・・ヴィスでは、アポイントやご挨拶の際、思いを込めてみなさまに飴(通称ヴィスキャンディー)をお渡しする文化があります。


佐野:
今後はどのようなオフィスが必要とされるとお考えですか。

八木社長:
社員が誇りに思える快適なオフィス空間。勿論、使いやすさも非常に大切な要素です。

高級感漂うオープンなエントランス

【社員の皆さまの思いが詰まったオフィスをご紹介!】

重厚感のあるエントランス。エレベーターを降りると、すぐ目の前に飛びこんできます。

高級感を漂わせる石目調のタイルを正面の壁面に採用しました。個性を感じるデザインの受付電話もポイントの一つです。

床には川を演出したデザインが施された印象的なオフィススペース

エントランス横のガラス扉を入ると、オフィススペースが広がります。床には川を演出したデザインが施され、とても印象的です。本物の砂利なども採用しました。

スケルトンの天井により、空間がより広く感じられます。

白の家具やグリーンとのコントラストにより、海やリゾートのような雰囲気を感じられる空間となっています。昼間と夜間とで照明を変えることができ、全く違った表情を演出します。スケルトンの天井により、空間がより広く感じられます。

洞窟の中のデザインは?

実はこの川の横には・・・・・洞窟があります。
「今までにない自社らしさ」「ベイビューの拘り」のデザインの一つとなっています。本物の洞窟のように仕上げるために、なんと、有名テーマパークのアトラクションを手がけた職人さんに施工してもらったそうです!

本物のメダカが!

足元には池があり、本物のメダカが気持ち良さそうに泳いでいます。この洞窟は、実際に岩を積んだのではなく、ウレタンフォームというクッションのようなものから形を取って塗装などを加えて表現しています。

全面ガラス張りの会議室

川の奥には、とても爽やかな雰囲気を演出する、白とブルーの組み合わせの会議室があります。間仕切りのガラスには、普通のガラスよりも遮音性や遮熱性に優れたペアガラスを採用しています。オフィスでは重要な会議などもあるので取り入れる会社も増えてきています。

シアーカーテン(程よい透け感のあるカーテンで、レースカーテンと呼ばれることもあります)も取り入れており、目線が気になる打合せの時はクローズ、通常時はオープンにするといった使い分けも可能です。

まるでホテルのようなラウンジスペース

さらに奥に進むと、フリースペースがあります。ホテルのラウンジのような空間です。大きな水槽は、ブルーのライトで照らされ、なんともエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。

このスペースの天井は、ホテルやレストランでも取り入れられている「折り上げ天井」としました。天井を少し段違いにするだけで高級感や開放感が生まれます。この天井のデザインに加え、ライティングも、少し暗くすることで落ち着いた雰囲気になります。ちょっとした変化をつけるだけで空間の雰囲気は大きく変えることができます。

オフィスでの過ごし方や働き方を選ぶことができる

このスペースには、オフィスでの過ごし方や働き方を選ぶことができるよう、レストランのようなソファブース席、一人用のブース席、カウンター席なども設けられています。休憩はもちろん、軽いミーティングや一人で集中したい時などに使われているようです。

こんな細部にまで!岩の割れ目にデザインされた本棚

フリースペースの奥には、存在感のある本棚があります。岩の割れ目から出てきたようなイメージです。間接照明により、本棚一段一段が浮いているように見えるのも面白いですね!デザイナーのこだわりが感じられる本棚です。

最新の雑誌や書籍が置かれており、休憩の際や社員様同士のコミュニケーションの場としても一翼を担っているそうです。

最後に。

八木社長とヴィス小倉(担当プロジェクトマネージャー)。


オフィスらしくないデザインですが、どこかオフィスらしさを感じる。
「ここでお打ち合わせをしたら、面白い発想が生まれそう!」
「ちょっとしたブレイクタイムには、ここへこよう!」
「友達や家族に思わず見せたくなる、自慢したくなるオフィス!」
そんな印象を強く感じました。

見ごたえのある、大変刺激的なオフィスでした!お客様の「こうしたい!」と思った空間やデザインを実現できるよう、最適な施工方法を検討し、精一杯ご提案させていただきたい、と改めて感じました。

大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました !