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2019.6.26

CULTURE

お菓子のワッフルのような形!「ワッフルスラブ工法」

流行のスケルトン天井!

オフィスにスケルトン天井を導入すると、コスト面などのデメリットはありますが、働く人とっては開放感あり、よい空間を演出することが可能です。しかし天井裏には照明、電源、設備の配線や配管がたくさん通っております。天井を覗くだけでは分からない問題が、天井を抜いてから判明する事もあります。

今回紹介するのは、そんなスケルトン天井でもなかなかお目にかかることのない珍しい天井です!

先日着工開始したばかりの現場より、いよいよ夜間工事にて天井解体です!!

こちらは「ワッフルスラブ工法」と言って、凹凸のある発泡スチロールのパネルを敷き、上から鉄筋を組み、格子状の梁を設けてコンクリートスラブをつくる工法です。

一般的な200mmほどの厚さのスラブだと、約4〜5mの間隔で柱や梁が必要になりますが、こちらのワッフルスラブなら、格子状の梁がスラブのたわみを防ぐため同じスラブ厚でも柱や梁なしで最大32畳の大空間を設けることができると言われています。

それに加えて、断熱性や遮音性があるといったメリットも。

着工前に別フロアの天井写真を見せて頂いていたものの実際に解体するまで本当あるのかちょっと心配でしたが、実際に目視してホッとした気持ちになりました。
構造体現しの天井を見たとき、整然と並んでいる様子やその力強さに感動することがあります。

ワッフルスラブの存在感が効いる建築と言えば、前川國男氏の熊本県立美術館が有名です。是非調べて見てください!

さて、どんなオフィス空間が出来るかはお楽しみに!!!