移転前は、テレワークが浸透したことによる出社率と空間稼働率の低下、それにともなう社員同士のコミュニケーション不足が課題となっており、オフィス規模最適化のためにプロジェクトがスタート。ホールディングス内の４社が2拠点・フロア別に分かれてしまっていたところをワンフロアオフィスへ移転することに。部署を超えたシナジーを促し、社をまたいだ新しい価値が生まれていくような創造性が高まる空間を目指しました。また、採用候補者から選ばれるという点も今回は重要なポイントでした。

創業60周年を迎えた昭文社ホールディングス様にふさわしい雰囲気を表現できるよう、来客エリアはグレイッシュなトーンをベースに、シックで落ち着きのある空間に仕上げました。アクセントに木のテイストを取り入れることで、親しみやすく温かみを感じるホテルのラウンジのような空間を表現し、訪れた人の居心地の良さも重視しています。 ワークエリアや会議室はテーマであるOCEAN/FORESTに合わせてブルーやアースカラーでまとめ、活気ある雰囲気を演出。また、グリーンを各所に取り入れることで明るくクリーンな印象を感じさせます。レイアウトに関しても、課題であるコミュニケーションと生産性・主体性を刺激するような開放感を意識して設計しました。

ヴィスではその他グリーンやバイオフィリックを積極的に取り入れたオフィス事例をまとめたダウンロード資料を公開しています。
グリーン・バイオフィリック オフィス事例