仕事をする場所だけの役割ではなく、時には遊び場として、またリラックスの場にもなる空間を目指してスタートしたプロジェクト。空間のグレードアップを通じて社員の働き方を見直し、最終的には働く人の満足度を高めることを目的としています。

オフィスコンセプトは『refine』。「旅」というテーマから、時代の移り変わりを表現。荒々しいインダストリアル調のデザインから、現代に向け次第に洗練され、磨かれていくモダンデザインを1つの空間に落とし込みました。エントランスから続く広々としたラウンジは、社員同士の交流やイベント開催の場としても活用できる開放的な空間です。執務エリアには集中して働ける環境を整える一方で、クールダウンスペースやカフェスペースを設け、多様的な働き方に対応できるように工夫しました。黒スチールやエイジングのかかったブリックなど、本物の素材がもつ質感を活かしながら、インダストリアルさを表現。エントランスからワークスペースにかけては、ラフなインダストリアルからモダンインダストラリアルへと切り替わるように素材の表情を意識して空間を構成しました。内装デザインのコンセプトに沿って、インダストリアルなイメージを基調としたネオンサインおよびルームサインのグラフィックも製作。エントランスおよびカフェスペースのネオンサインはアンダーグラウンドな雰囲気を意識した印象的なデザインにしています。

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