オフィスラウンジを設置する4つの効果!目的が重要なポイント

オフィス移転にともなって、オフィスラウンジの導入を検討している経営者の方もいるでしょう。開放感のある空間をオフィスに作ることができ、業務に良い影響をもたらすことも多いです。 今回は、オフィスラウンジがもたらす効果や設置のポイントについて解説していきます。

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オフィスラウンジとは

SDGsへの貢献・意識向上。誰もがいきいきと過ごせるサステナブルなオフィスー株式会社コンフォートジャパンー

オフィスラウンジは、オフィス内に設置するラウンジ空間のことです。設置場所やレイアウトなどは特に決まっておらず、さまざまな目的で利用が可能です。

フリーアドレスで仕事をすることを目的にしている場合もあれば、休憩時にくつろぐことを目的にしている場合もあります。会議室や応接室の代わりとして使用することもあるでしょう。

いずれの場合も、機能性を重視する一般的なオフィスとは異なり、よりデザインにこだわることができます。

執務室であればデスクとチェアがあれば十分ですが、オフィスラウンジの場合はスツールやソファ、大型テーブルなど設置できる家具も多いです。

カフェやラウンジのようなデザインで、企業によってはリフレッシュルームや多目的ルームなどの名称で呼んでいる場合もあります。

オフィスラウンジの効果とメリット

オフィスラウンジを導入することで、次のような効果やメリットが得られます。

業務効率化に役立つ

オフィスラウンジがあれば、休憩時に社員がリフレッシュしやすく、社内でオンとオフの切り替えができます。休憩後には集中力が上がり、生産性の向上や業務効率化につながるのがメリットです。

また、ソロワークやグループワークなどでも、オフィスラウンジを利用できます。ソロワークでは、場所や環境が変わると頭を切り替えることができ、集中力も上がりやすいです。

大型テーブルや高低差の異なるテーブルなどを設置すれば、グループワークで活用しやすいでしょう。

コーヒーマシンを設置したりスムージーなどの健康ドリンクを用意したりすることで、カフェのようなスペースにもなります。休憩時間には快適な環境でくつろげるため、社員のモチベーションアップにもつながるでしょう。

社内のコミュニケーションが活性化する

オフィスラウンジで仕事をするときには、好きな席を自由に選んで使えます。いつも同じ席を使うのではなく、その日の気分で席を選ぶことが可能です。固定席だけで業務に取り組む必要がなくなり、ほかの社員と会話しやすい環境になります。

そのため、これまで遠くの席だった社員とも、オフィスラウンジならコミュニケーションを取る機会が生まれるでしょう。さまざまな部署の社員が入り混じって利用するため、部署やチームの垣根もなくなります。

普段はあまり話す機会のない他部署の社員とのコミュニケーションから、新たなアイデアの創出にもつながるでしょう。

企業ブランディングが向上する

オフィスラウンジは、通常の執務室と比べるとてもオシャレな空間です。その中で働けるのは大きな魅力でしょう。来客対応も開放感のあるオフィスラウンジで行うことができて、良い印象につながります。

オフィスラウンジを導入している企業は、まだそれほど多くはありません。インパクトがあり、オフィスラウンジを設置している魅力的な企業というイメージが浸透すれば、企業ブランディングの向上につながります。

人材採用においても、オフィスラウンジが強みになることが多いです。他社と差別化を図ることができ、働きやすい環境を整えていることも、アピールポイントにもなるでしょう。

情報漏洩リスクを抑えられる

オフィスラウンジがない企業では、社外のカフェやラウンジなどを利用してミーティングや会議を行う機会も多いです。話の内容が近くの利用者に聞こえてしまったり、資料を置き忘れたりすることもあるかもしれません。もしそうなれば、情報漏洩につながる可能性もあります。

その点、社内にオフィスラウンジを設置していれば、社外のカフェやラウンジで業務内容についての話をすることはありません。社内の情報が周囲に漏れてしまうリスクを抑えられます。

オフィスラウンジは基本的に社員のみが利用する空間で、部外者が出入りすることはありません。仕事で使うときにも、休憩で使うときにも安心して利用できるでしょう。

オフィスラウンジのレイアウトや設置のポイント

オフィスラウンジを導入する際には、レイアウトや設備などを決めなければなりません。その際にチェックしておくべきポイントを紹介していきます。

目的を絞ってからレイアウトを決める

オフィスラウンジは、目的によって設置すべき家具が異なります。主に休憩時などでの使用を想定して、リラックス目的で使用するのか、それとも仕事をする場所にするのかを明確にしておきましょう。

仕事をする場所としてオフィスラウンジを導入するなら、主な用途がコミュニケーションとなるかソロワークとなるかの区別も大事です。

いずれか一方の目的だけに絞らなければならないわけではありませんが、メインの目的を決めておきましょう。

たとえば、リラックス目的でオフィスラウンジを導入するなら、ソファースタイルが良いでしょう。ゆったりとしたソファにもたれかかりながら休憩すれば、しっかりリフレッシュできます。休憩後の集中力も上がるでしょう。

コミュニケーション目的ならハイテーブル&チェアスタイルがおすすめです。テーブルを囲んでミーティングをするのにピッタリでしょう。ちょっとした立ち話などにも使えます。

高低差の異なるテーブルを設置するのも良いでしょう。ソロワークとグループワークの両方で使いやすい環境になります。

ソロワークがメインの用途ならシングルソファがおすすめです。背もたれ部分が高くなっているハイバックなら周囲の視線を気にせず仕事に集中できるでしょう。ブースタイプのシングルソファもあります。

本格的なカフェラウンジやスタジオ型ラウンジも人気

本格的なカフェラウンジを模したタイプのオフィスラウンジもあります。オフィスの一角にラウンジスペースを確保し、リラックス目的で使用するタイプのオフィスラウンジです。コミュニケーション目的で使用することもできます。

ラウンジの運用に、バリスタなどの専門スタッフを配置するのもおすすめです。さらに、照明や設置する家具などにもこだわると雰囲気がアップするでしょう。

終業後には社員同士がお酒を飲むスペースとしても活用できます。仲の良い同僚と気軽にお酒を飲めるので親睦も深まるでしょう。職場の環境も明るくなるかもしれません。

オフィスラウンジの導入ならヴィスへ

オフィスラウンジを導入するならヴィスへご相談ください。ラウンジだけでなくオフィスデザイン全体を通したワークスタイルの提案を行っております。

たとえば、オフィス環境の最適化やフリーアドレスの導入、コミュニケーション活性化などに関しても対応可能です。業務効率アップを図りたい場合にも、採用力の強化が目的の場合にも、最適な提案をいたします。

ワンストップでデザイナーズオフィスを提供しており、オフィス移転の物件選定から各種施工まで手掛けております。

オフィス移転やオフィスデザインの変更なら、ヴィスにおまかせください。

まとめ

オフィスラウンジがあれば、社員が休憩時にリラックスできるので、業務効率アップにつながります。グループワークでも利用できるので、コミュニケーションの活性化にもつながり、モチベーションも上がるでしょう。

そして、オフィスラウンジを設置する際には、目的を明確にすることが大切です。目的に合った家具を揃えて、快適に使えるオフィスラウンジを作りましょう。