クリエイターパパインタビュー
「ワクナビ」は、社員がより働きやすく、制度やカルチャーを理解しやすい環境をつくることを目的に立ち上げた社内プロジェクトです。
カルチャー・制度、働き方、社内交流・広報の3つのチームに分かれ、メンバー主体で活動しています。
その中の「社内交流・広報」チームでは、ヴィスの制度や取り組み、働く人のストーリーなどを社内外に届けるため、ヴィスで働く人たちのインタビューや座談会を実施し、発信を始めました。
私たちは、日々の働き方や制度の背景にある想いを丁寧に伝えることで、社員同士の相互理解やつながりが深まるきっかけをつくりたいと考えています。
ヴィスの取り組みを通じて、私たちが大切にしている「働く人の幸せ」や「文化づくり」を、読者の皆さまにも少しでも感じていただけたら嬉しいです。
カルチャー・制度、働き方、社内交流・広報の3つのチームに分かれ、メンバー主体で活動しています。
その中の「社内交流・広報」チームでは、ヴィスの制度や取り組み、働く人のストーリーなどを社内外に届けるため、ヴィスで働く人たちのインタビューや座談会を実施し、発信を始めました。
私たちは、日々の働き方や制度の背景にある想いを丁寧に伝えることで、社員同士の相互理解やつながりが深まるきっかけをつくりたいと考えています。
ヴィスの取り組みを通じて、私たちが大切にしている「働く人の幸せ」や「文化づくり」を、読者の皆さまにも少しでも感じていただけたら嬉しいです。
クリエイターパパインタビュー
今回のワクナビ通信のテーマは、クリエイター(CR)パパインタビュー。
最前線で活躍されているCRのおふたりに実施し、
仕事のこと、家庭との両立などについて、色々とお話を伺いました。
牧之瀬太朗さん(右)
キャリア入社8年目のディレクター(Unit長)。
5歳と2歳のお子さんのパパ。
栁澤一樹さん(左)
新卒でヴィスに入社して7年目。2025年に一級建築士の資格を取得。
1歳のお子さんのパパ。
インタビュアーは、ワクナビの黒田さんです!
最前線で活躍されているCRのおふたりに実施し、
仕事のこと、家庭との両立などについて、色々とお話を伺いました。
牧之瀬太朗さん(右)
キャリア入社8年目のディレクター(Unit長)。
5歳と2歳のお子さんのパパ。
栁澤一樹さん(左)
新卒でヴィスに入社して7年目。2025年に一級建築士の資格を取得。
1歳のお子さんのパパ。
インタビュアーは、ワクナビの黒田さんです!
■支えてくれるのは、家族とチームの存在
黒田:お忙しい中本日は、ありがとうございます!CRとしてヴィスの中でも最前線で活躍されているおふたりに、仕事のことや家庭との両立のことを伺えたらと思います。よろしくお願いします!
では早速、子育てをする中で、仕事面でも家庭でも、助けられたなと思うことはありますか?
牧之瀬:子どもの体調が悪くなってしまったときは、メンバーに代わってもらうときもあるので、メンバーには助けられていますね。僕たちは実家が遠くて両親に頼ることも難しいので、2人でなんとかやっているって感じですね。基本は、パートナーが時短勤務なので夕方以降のことはこなしてくれていますが、出張が入ったりもするので、そのときは僕が迎えに行ったりしています。
黒田:なるほど、役割分担ってどうしていますか?
牧之瀬:特に決めていなくて、できる人ができることをやっています。今日は僕が朝ごはんを作って、着替えはふたりでやって、って感じですね。夜は基本的にお願いしています。
黒田:そうなんですね、ありがとうございます。栁澤くんはどう?
栁澤:業務では、仕事が多いときには牧之瀬さんに相談してメンバーに振り分けてもらったり、PM(プロジェクトマネージャー)さんとコミュニケーションを取って調整していただいたりしながら、助けてもらっています。育児では、奥さんの実家がとても近いので、いろいろ協力してもらっていて助けられていますね。本当は元々、そろそろ保育園に入れたいねと話していた時期なんですが、うちにも待機児童問題が降りかかっていて、なかなか難しいところです。
黒田:ありがとうございます。おふたりともメンバーとしっかりコミュニケーションを取られているんですね!
栁澤:そうですね、大阪は周りのCRもPMもパパが多くて、相談できる存在が多くて頼もしいです。
牧之瀬:そうだね、周りの理解があるのは助かっています。
では早速、子育てをする中で、仕事面でも家庭でも、助けられたなと思うことはありますか?
牧之瀬:子どもの体調が悪くなってしまったときは、メンバーに代わってもらうときもあるので、メンバーには助けられていますね。僕たちは実家が遠くて両親に頼ることも難しいので、2人でなんとかやっているって感じですね。基本は、パートナーが時短勤務なので夕方以降のことはこなしてくれていますが、出張が入ったりもするので、そのときは僕が迎えに行ったりしています。
黒田:なるほど、役割分担ってどうしていますか?
牧之瀬:特に決めていなくて、できる人ができることをやっています。今日は僕が朝ごはんを作って、着替えはふたりでやって、って感じですね。夜は基本的にお願いしています。
黒田:そうなんですね、ありがとうございます。栁澤くんはどう?
栁澤:業務では、仕事が多いときには牧之瀬さんに相談してメンバーに振り分けてもらったり、PM(プロジェクトマネージャー)さんとコミュニケーションを取って調整していただいたりしながら、助けてもらっています。育児では、奥さんの実家がとても近いので、いろいろ協力してもらっていて助けられていますね。本当は元々、そろそろ保育園に入れたいねと話していた時期なんですが、うちにも待機児童問題が降りかかっていて、なかなか難しいところです。
黒田:ありがとうございます。おふたりともメンバーとしっかりコミュニケーションを取られているんですね!
栁澤:そうですね、大阪は周りのCRもPMもパパが多くて、相談できる存在が多くて頼もしいです。
牧之瀬:そうだね、周りの理解があるのは助かっています。
■スキルよりも、“どう在るか”を伝える
黒田:続いて、おふたりは担当されている案件も多く日々とても忙しいと思いますが、仕事との向き合い方やスケジュールの立て方などで、意識していることや工夫していることはありますか?
牧之瀬:仕事自体が楽しいので、体力的にきついときもありますが、メンタルは辛くないです。時間があるなら仕事を進めたいなという感じ(笑)
黒田:そのモチベーションはどこにあるんですか?
牧之瀬:やっぱり自分が動いた分だけ誰かに影響を与えることができる、喜んでもらえる、ということが動機としては大きいです。
栁澤:僕もそんな感覚です。牧之瀬さんと同じで、たまたま運が良いことに好きなことが仕事になっているので、仕事で忙しい日が続いても、それ自体が苦ではないです。僕は元々ヴィスに入ってから、できることが少なすぎると思って落ち込んでいたんですけど、段々担当する案件が増えていく中で、完工したお客様の喜んでいる姿を見るようになると、それまでの大変だった日々が吹き飛ぶというか、仕事の楽しさを知って。この仕事にやりがいをめちゃくちゃ感じました。日々のモチベーションが何かあるというよりは、仕事が「楽しい」が大きいです。若手の子に、自分の時間をもっと欲しいと思わないですか?と聞かれることもありますが、そもそも自分の時間という感覚が何となく違って。仕事をしている時間も楽しいし、子どもと過ごす時間も楽しい。2つとも自分のやりたいことをしている時間なので、自分の時間と仕事の時間を切り分けるという感覚があまりないかもです。どっちも自分の時間です(笑)
牧之瀬:わかりやすく感謝される場面が多いのは大きいと思うよね。チームメンバーにもお客様にも。成果が目に見えて、自分にしかできない仕事であるというところが自己承認に繋がって、それが「楽しい」になっているんでしょうね。
黒田:ではこの流れで次の質問にもなるんですが、メンバーやチームの育成については、どう考えていますか?
牧之瀬:チームをつくっていく上で、1投げて返ってくるのが1、2だとあまり意味なくて。そのためにも、メンバーの育成が必要ですよね。チーム力として、阿吽の呼吸で動ける、考えられる姿が理想だと思います。それがないとチームといえないし、AIなどの技術の進化に替わられてしまうと思う。それこそ1の仕事を3人で割ってるのではなく、3人集まってそれ以上の結果をつくることを意識しています。
黒田:では、若手メンバーの育成においては、何か心がけていることはありますか?
牧之瀬:スキルはやればやるだけ伸びるものだと思っているので、それよりも、設計者として、CRとして、どうあるべきなのか、どう考えるべきなのかというマインドの部分を伝えることを意識しています。たとえば、図面を書くのはスキルですが、それよりも、図面をどう持っていてどのタイミングでPMと話して、どうコミュニケーションを取るのか、それは何のためで、誰のためなのか方が大切だと思います。人とどう繋がるのか、人からどう信頼を得るのか、みたいな方が大切。実は、そんな話の延長で”誰が”提案するのか、”誰が”話すのかということの影響力を話したことがあります。例えばキャリア10年の人が話すのと、1年目、2年目の人が話すのは違うよねみたいなことです。その延長線で資格の勉強も知識を得るということもそうだけど、自分自身の付加価値を高めるということにも繋がる、建築士の資格取得もそんな背景から頑張ってみても良いかもしれないね、という話をしました。結局僕が何かしたわけではなく、栁澤くんが努力しただけで、僕は何もしてないんですが、、、(笑)そんなきっかけを与えることくらいしかできないとも思っています。
黒田:なるほど、ありがとうございます。
牧之瀬:仕事自体が楽しいので、体力的にきついときもありますが、メンタルは辛くないです。時間があるなら仕事を進めたいなという感じ(笑)
黒田:そのモチベーションはどこにあるんですか?
牧之瀬:やっぱり自分が動いた分だけ誰かに影響を与えることができる、喜んでもらえる、ということが動機としては大きいです。
栁澤:僕もそんな感覚です。牧之瀬さんと同じで、たまたま運が良いことに好きなことが仕事になっているので、仕事で忙しい日が続いても、それ自体が苦ではないです。僕は元々ヴィスに入ってから、できることが少なすぎると思って落ち込んでいたんですけど、段々担当する案件が増えていく中で、完工したお客様の喜んでいる姿を見るようになると、それまでの大変だった日々が吹き飛ぶというか、仕事の楽しさを知って。この仕事にやりがいをめちゃくちゃ感じました。日々のモチベーションが何かあるというよりは、仕事が「楽しい」が大きいです。若手の子に、自分の時間をもっと欲しいと思わないですか?と聞かれることもありますが、そもそも自分の時間という感覚が何となく違って。仕事をしている時間も楽しいし、子どもと過ごす時間も楽しい。2つとも自分のやりたいことをしている時間なので、自分の時間と仕事の時間を切り分けるという感覚があまりないかもです。どっちも自分の時間です(笑)
牧之瀬:わかりやすく感謝される場面が多いのは大きいと思うよね。チームメンバーにもお客様にも。成果が目に見えて、自分にしかできない仕事であるというところが自己承認に繋がって、それが「楽しい」になっているんでしょうね。
黒田:ではこの流れで次の質問にもなるんですが、メンバーやチームの育成については、どう考えていますか?
牧之瀬:チームをつくっていく上で、1投げて返ってくるのが1、2だとあまり意味なくて。そのためにも、メンバーの育成が必要ですよね。チーム力として、阿吽の呼吸で動ける、考えられる姿が理想だと思います。それがないとチームといえないし、AIなどの技術の進化に替わられてしまうと思う。それこそ1の仕事を3人で割ってるのではなく、3人集まってそれ以上の結果をつくることを意識しています。
黒田:では、若手メンバーの育成においては、何か心がけていることはありますか?
牧之瀬:スキルはやればやるだけ伸びるものだと思っているので、それよりも、設計者として、CRとして、どうあるべきなのか、どう考えるべきなのかというマインドの部分を伝えることを意識しています。たとえば、図面を書くのはスキルですが、それよりも、図面をどう持っていてどのタイミングでPMと話して、どうコミュニケーションを取るのか、それは何のためで、誰のためなのか方が大切だと思います。人とどう繋がるのか、人からどう信頼を得るのか、みたいな方が大切。実は、そんな話の延長で”誰が”提案するのか、”誰が”話すのかということの影響力を話したことがあります。例えばキャリア10年の人が話すのと、1年目、2年目の人が話すのは違うよねみたいなことです。その延長線で資格の勉強も知識を得るということもそうだけど、自分自身の付加価値を高めるということにも繋がる、建築士の資格取得もそんな背景から頑張ってみても良いかもしれないね、という話をしました。結局僕が何かしたわけではなく、栁澤くんが努力しただけで、僕は何もしてないんですが、、、(笑)そんなきっかけを与えることくらいしかできないとも思っています。
黒田:なるほど、ありがとうございます。
■自分の価値に、重みをつけるために(一級建築士の資格を取るきっかけ)
黒田:では続いて、栁澤くんに質問です。今のお話にもありましたが、一級建築士の資格を取得しようと思ったきっかけや勉強方法は?
栁澤:いろいろあるんですが、先ほど牧之瀬さんも言っていたような、仕事においては誰が話すのかが大事だなと痛感する場面が社内であって。そういった経験を経て、自分の価値を高めたいと思ったことが始まりですね。自分の価値を上げようとしたときに1番わかりやすいのは、名刺に書ける資格だ!と(笑) それが一級建築士を取りたいと思ったきっかけです。
黒田:そうだったんだ。取得まではどういう風に勉進めましたか?
栁澤:一級の取得は2年かかりました。最初の受験は子どもがいないときだったんですが、学科は受かって製図で落ちてしまって。次の年は私事で忙しくて受験できなくて、ラストチャンスの3年目*に懸けました。この年は子どもが産まれましたが奥さんが里帰り出産をしていたので、土日パパのような感じで休日だけ一緒に過ごしていました。だから平日は家族の協力もあり勉強に集中できたので、タイミングは良かったなと思います。翌年だと一緒に生活しだすことで大変だったと思うので、この年に絶対受からなきゃって臨んだことも良かったのかも。
*一級建築士試験は、学科試験と設計製図試験で構成される。学科試験合格後、5年以内に最大3回まで「学科免除」で製図試験を受験できる資格がある。
黒田:貴重なお話ですね。ありがとうございます!
栁澤:いろいろあるんですが、先ほど牧之瀬さんも言っていたような、仕事においては誰が話すのかが大事だなと痛感する場面が社内であって。そういった経験を経て、自分の価値を高めたいと思ったことが始まりですね。自分の価値を上げようとしたときに1番わかりやすいのは、名刺に書ける資格だ!と(笑) それが一級建築士を取りたいと思ったきっかけです。
黒田:そうだったんだ。取得まではどういう風に勉進めましたか?
栁澤:一級の取得は2年かかりました。最初の受験は子どもがいないときだったんですが、学科は受かって製図で落ちてしまって。次の年は私事で忙しくて受験できなくて、ラストチャンスの3年目*に懸けました。この年は子どもが産まれましたが奥さんが里帰り出産をしていたので、土日パパのような感じで休日だけ一緒に過ごしていました。だから平日は家族の協力もあり勉強に集中できたので、タイミングは良かったなと思います。翌年だと一緒に生活しだすことで大変だったと思うので、この年に絶対受からなきゃって臨んだことも良かったのかも。
*一級建築士試験は、学科試験と設計製図試験で構成される。学科試験合格後、5年以内に最大3回まで「学科免除」で製図試験を受験できる資格がある。
黒田:貴重なお話ですね。ありがとうございます!
■背中で教える、仕事の向き合い方
黒田:では続いて、普段デザインや建築のインプット(情報収集)をどうしていますか?
栁澤:日常的に楽しくやっているって感じです!ただ歯がゆいのは、子どもが産まれてから遠出がしづらくなって前よりもいろいろな場所に行けなくなってしまったこと。その分、本や雑誌を読む割合が増えました。移動中や子どもが寝た後とか。デザイン系の本も読むし、服の本やエッセイ、小説とかも読みます。ジャンルはあまり気にしないですね。
牧之瀬:僕はパートナーと仕事が同じなので、美術館へ行くときも建築を見に行くときも全部一緒に行っていますね。でもやっぱり家族ができると少し雰囲気がある場所だったり、静かな場所に行ったり、体験する機会とかがなくなってしまいましたね。
栁澤:やっぱり実際に行って目で見て肌で感じることが大事だなと思いますよね。
牧之瀬:ただ僕は、インプットというより、どちらかというとアウトプットの方が大事だと思っていて、それはメンバーにも何度も共有しています。これは前職の先輩から僕も教えてもらったことなんですが、出し尽くして出し尽くして渇いている状態をいかに作るかが大事で、そうすると日常生活で入ってくる情報が新鮮に見える。たとえば夕日の色が赤とか青とか微妙なグラデーションの色が良いなとか、そういう感覚になる。枯渇していると何気ない日常で毎日目にするものや体験がすべて特別なものになる。スポンジみたいな感じで吸収できるんです。だから、インプットよりアウトプットが大事だと思いますね。
栁澤:知らないものは造れないと思っています。マテリアルにしてもテイストにしても、知らないものは実現できないと思うので、社内の方々を見ていても知識をたくさん持っていたり、いろんな事例を知っている方は素敵な空間をつくっているなと思います。
黒田:楽しむって本当に大事ですね。牧之瀬さんのそのスタンスについていきたいと思うメンバーがいて、牧之瀬さんのUnit.の体制がありますね。
栁澤:僕は、牧之瀬さんがいなかったら、仕事が楽しいというマインドになれていないと思います。そもそも今ここにいられたかわからない。だから本当に感謝しています。さっきのインプットの考え方とか、成長って僕が言うのも変ですが、まだまだと貪欲に学び続けている背中を間近で見ていると、自然と牧之瀬さんのスタンスである「仕事を楽しむ」に近付けているような気がします。近くにこういう目指したい存在がいることが、自分にとってすごく大きいなと思っています。
黒田:素敵な関係ですね。
牧之瀬:今年1年でこうしていこうとか、チームを僕が決めるわけじゃないけど、来年再来年こうしていこう、こうなっていこうね、みたいなことは共有しています。最大限考慮して、成長できる環境づくりをしていますね。
栁澤:日常的に楽しくやっているって感じです!ただ歯がゆいのは、子どもが産まれてから遠出がしづらくなって前よりもいろいろな場所に行けなくなってしまったこと。その分、本や雑誌を読む割合が増えました。移動中や子どもが寝た後とか。デザイン系の本も読むし、服の本やエッセイ、小説とかも読みます。ジャンルはあまり気にしないですね。
牧之瀬:僕はパートナーと仕事が同じなので、美術館へ行くときも建築を見に行くときも全部一緒に行っていますね。でもやっぱり家族ができると少し雰囲気がある場所だったり、静かな場所に行ったり、体験する機会とかがなくなってしまいましたね。
栁澤:やっぱり実際に行って目で見て肌で感じることが大事だなと思いますよね。
牧之瀬:ただ僕は、インプットというより、どちらかというとアウトプットの方が大事だと思っていて、それはメンバーにも何度も共有しています。これは前職の先輩から僕も教えてもらったことなんですが、出し尽くして出し尽くして渇いている状態をいかに作るかが大事で、そうすると日常生活で入ってくる情報が新鮮に見える。たとえば夕日の色が赤とか青とか微妙なグラデーションの色が良いなとか、そういう感覚になる。枯渇していると何気ない日常で毎日目にするものや体験がすべて特別なものになる。スポンジみたいな感じで吸収できるんです。だから、インプットよりアウトプットが大事だと思いますね。
栁澤:知らないものは造れないと思っています。マテリアルにしてもテイストにしても、知らないものは実現できないと思うので、社内の方々を見ていても知識をたくさん持っていたり、いろんな事例を知っている方は素敵な空間をつくっているなと思います。
黒田:楽しむって本当に大事ですね。牧之瀬さんのそのスタンスについていきたいと思うメンバーがいて、牧之瀬さんのUnit.の体制がありますね。
栁澤:僕は、牧之瀬さんがいなかったら、仕事が楽しいというマインドになれていないと思います。そもそも今ここにいられたかわからない。だから本当に感謝しています。さっきのインプットの考え方とか、成長って僕が言うのも変ですが、まだまだと貪欲に学び続けている背中を間近で見ていると、自然と牧之瀬さんのスタンスである「仕事を楽しむ」に近付けているような気がします。近くにこういう目指したい存在がいることが、自分にとってすごく大きいなと思っています。
黒田:素敵な関係ですね。
牧之瀬:今年1年でこうしていこうとか、チームを僕が決めるわけじゃないけど、来年再来年こうしていこう、こうなっていこうね、みたいなことは共有しています。最大限考慮して、成長できる環境づくりをしていますね。
■今後パパになる方へのメッセージ
牧之瀬:男性が子育てをするのも当たり前の時代になっています。もっと子供を産むこと、育てること、それにまつわる身体や心の変化について学んだり、子育ての様々準備をしていかないといけないと思います。僕は全くできなかったので、そこは本当にそうしないといけなかったなと反省してます。
また世間では男女共働きや男性も子育てに参加することは当たり前と言われてきてはいますが、まだまだ会社や社会の中では 様々な世代の方が働いているので、そういう価値観が会社の中での一般常識として中身も含めて浸透しているかというと、そうでないなとも感じます。男性が育児休暇を取ることや、男性が子育てをすることなどなかなか理解されないのも事実としてあり、男性もこの時代の中で子育てをしながら仕事を両立していくのは大変な時代だとも感じます。
パパ・ママに限らず、男性女性として、1人の人間として、互いのことをしっかり理解し尊重して協力していかないといけないなと思っています。
栁澤:2つあって、ひとつは話し合いが大切だということと、もうひとつはポジティブに向き合おうということですね。話し合いについては、つい最近、ちょうど奥さんと話をしました。僕は仕事を頑張っているつもりで、奥さんは育休中だから子育てを頑張ってくれていて、お互いがそれぞれのことを頑張っていると思っていたんですけど、あるとき奥さんから、あなたが仕事を頑張れるのは私が子どもを見てるからだよ、と言われたことがあって。僕的には、奥さんは子どもを直接守ってくれている、少し遠回りかもしれないけど僕は仕事を頑張って収入面などで家庭を守っている、という意味で頑張っていたんだけどなと思ってしまったときがありました。でも僕もハッとさせられたのは、子育ては、1日中会話もできない、いつ泣くのかもわからない、目を離せず気持ちも休まらないといった、僕が担えない負担が奥さんにあるということ。僕は仕事をしている中で、いろいろな人にありがとうと言われるけど、向こうにはなかなかそんな機会がない。そうした違いがあることを話し合う中で気付いたんです。お互い知らない大変さがあって、深いコミュニケーションを取ることが苦手ですが、夫婦間それぞれの思いを伝え合う、知ることが大事だなと気付くことができました。もっともっとありがとうを伝えたいなと思いました。
黒田:もうひとつのポジティブに向き合おうということについては何ですか?
栁澤:僕は仕事が好きなので、子どもが産まれて仕事ができる時間が減ってしまうことが苦しいなと思ったときもあったんです。でも、やっぱり自分の子どもは可愛くて(笑)それに、子どもと遊んでいる時間や子育てをしている経験は、今後どこかで仕事に活かせることができるかもしれないですよね。たとえば今うちが突き当たっている待機児童の問題の大変さがリアルにわかると、ママパパの離職率が高いという悩みのクライアントさんに対して、オフィスに託児所をつくりましょうという提案を高い温度感で話ができるかもしれない。これも真剣にポジティブに向き合うからこそできることだと思います。なので、大変そうなこと、時間がとられてしまうことなんかも、何事もポジティブに真剣に向き合うことが大切だなと思います!
また世間では男女共働きや男性も子育てに参加することは当たり前と言われてきてはいますが、まだまだ会社や社会の中では 様々な世代の方が働いているので、そういう価値観が会社の中での一般常識として中身も含めて浸透しているかというと、そうでないなとも感じます。男性が育児休暇を取ることや、男性が子育てをすることなどなかなか理解されないのも事実としてあり、男性もこの時代の中で子育てをしながら仕事を両立していくのは大変な時代だとも感じます。
パパ・ママに限らず、男性女性として、1人の人間として、互いのことをしっかり理解し尊重して協力していかないといけないなと思っています。
栁澤:2つあって、ひとつは話し合いが大切だということと、もうひとつはポジティブに向き合おうということですね。話し合いについては、つい最近、ちょうど奥さんと話をしました。僕は仕事を頑張っているつもりで、奥さんは育休中だから子育てを頑張ってくれていて、お互いがそれぞれのことを頑張っていると思っていたんですけど、あるとき奥さんから、あなたが仕事を頑張れるのは私が子どもを見てるからだよ、と言われたことがあって。僕的には、奥さんは子どもを直接守ってくれている、少し遠回りかもしれないけど僕は仕事を頑張って収入面などで家庭を守っている、という意味で頑張っていたんだけどなと思ってしまったときがありました。でも僕もハッとさせられたのは、子育ては、1日中会話もできない、いつ泣くのかもわからない、目を離せず気持ちも休まらないといった、僕が担えない負担が奥さんにあるということ。僕は仕事をしている中で、いろいろな人にありがとうと言われるけど、向こうにはなかなかそんな機会がない。そうした違いがあることを話し合う中で気付いたんです。お互い知らない大変さがあって、深いコミュニケーションを取ることが苦手ですが、夫婦間それぞれの思いを伝え合う、知ることが大事だなと気付くことができました。もっともっとありがとうを伝えたいなと思いました。
黒田:もうひとつのポジティブに向き合おうということについては何ですか?
栁澤:僕は仕事が好きなので、子どもが産まれて仕事ができる時間が減ってしまうことが苦しいなと思ったときもあったんです。でも、やっぱり自分の子どもは可愛くて(笑)それに、子どもと遊んでいる時間や子育てをしている経験は、今後どこかで仕事に活かせることができるかもしれないですよね。たとえば今うちが突き当たっている待機児童の問題の大変さがリアルにわかると、ママパパの離職率が高いという悩みのクライアントさんに対して、オフィスに託児所をつくりましょうという提案を高い温度感で話ができるかもしれない。これも真剣にポジティブに向き合うからこそできることだと思います。なので、大変そうなこと、時間がとられてしまうことなんかも、何事もポジティブに真剣に向き合うことが大切だなと思います!
■編集後記
今回のインタビューは、「仕事と家庭の両立」というテーマでありながら、おふたりの根底には一貫して「仕事を楽しむ」という姿勢が流れていました。
忙しさや責任が増える中でも、仕事を“やらされるもの”ではなく、“自分の時間”として捉え続けるおふたり。
そのスタンスは、個人の努力だけでなく、信頼し合うチームや、背中で語る先輩の存在によって育まれてきたものだと感じます。
特に印象的だったのは、牧之瀬さんと栁澤さんの師弟関係。スキル以上に「どう在るか」を受け取ってきたからこそ、
仕事が苦しい時間を超えて「楽しい」に変わっていく過程が伝わってきました。
パパである前に、ひとりのクリエイターとして。
そして、クリエイターであるからこそ、パパである経験も仕事に還元されていく。
こうした日常と仕事が響き合うポジティブな循環こそが、
おふたりの生み出すクリエイティブに、さらなる深みと揺るぎない説得力を与えているのだと感じます。
このインタビューが、これから家庭も仕事も大切にしていきたいと考える誰かの背中を、そっと押すきっかけになれば嬉しいです。
忙しさや責任が増える中でも、仕事を“やらされるもの”ではなく、“自分の時間”として捉え続けるおふたり。
そのスタンスは、個人の努力だけでなく、信頼し合うチームや、背中で語る先輩の存在によって育まれてきたものだと感じます。
特に印象的だったのは、牧之瀬さんと栁澤さんの師弟関係。スキル以上に「どう在るか」を受け取ってきたからこそ、
仕事が苦しい時間を超えて「楽しい」に変わっていく過程が伝わってきました。
パパである前に、ひとりのクリエイターとして。
そして、クリエイターであるからこそ、パパである経験も仕事に還元されていく。
こうした日常と仕事が響き合うポジティブな循環こそが、
おふたりの生み出すクリエイティブに、さらなる深みと揺るぎない説得力を与えているのだと感じます。
このインタビューが、これから家庭も仕事も大切にしていきたいと考える誰かの背中を、そっと押すきっかけになれば嬉しいです。