事業拡大による新事業所の開設。大阪から奈良へ勤務地が遠くなる社員がほとんどであったため、モチベーションの低下を懸念していました。また、部署を超えたコミュニケーションを促進し、社員同士のエンゲージメントを高め、オフィスに来ることが息抜きにつながるようにしたいというご要望がありました。

執務エリアでは、部署ごとのゾーニングで従来通りの仕事のしやすさは残し、集中ブースやソファ席など自席以外のはたらく場を充実させました。レクリエーション室には本格的なトレーニング機器を設置し、リクライニングチェアや寝転ぶこともできる小上がりスペースをつくることで、気分を変えリフレッシュできる空間になっています。80周年を迎えた日阪製作所様が今までの歴史も大事にしながら新しく未来志向で進んでいくことから、インダストリアル（工業的）なイメージと、有機的なイメージや時間の経過による味わいと新しいものの融合をデザインで表現しました。

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自社ビル オフィス事例（2022.12）