熊本県で一番、働く社員の居心地が良いオフィスにしたいとご要望をいただき、熊本の県木で常緑広葉樹でもある「クスノキ」から着想を得てデザインしました。強い生命力と枝葉の広がり、そして自然と集まりたくなる包容力は、この土地の象徴となっているように感じられます。会議室のある5階を「枝葉のゾーン」とし、壁のつくり、カーペットの貼り分けやルームサインにこだわりました。4階はその木漏れ日の下に集まって働く「根幹ゾーン」とし、フリースぺースのグリーンや造作家具が象徴的なフロアです。明るく開放感のある洗練された空間となりました。