企業規模拡大に伴う人員増加によるオフィス移転プロジェクト。 また、2022年にリブランディングを実施しましたが、コロナ禍だったため思うように企業理念を浸透させることができず、大切にしてきた文化のひとつでもある社員同士のコミュニケーションも希薄になっている現状がありました。 オフィス環境についても人員増加や多数の間仕切りにより閉鎖感が出ており、社員の雰囲気や働いている状況を把握しづらい状態が続いていました。

プログラミングフェーズとしてWORK DESIGN PLATFORMのワークデザインサーベイを実施。社員から得た「現在のオフィスの不足箇所や課題、求める働き方、空間エンゲージメント」のデータを基に働き方とレイアウトを設計。開放感を出し、視界を切り開くことをテーマにオフィス構築をしました。メインとなる執務エリアは空間をぐるりと回遊できるよう陸上トラックのような道を作り、内側はベースデスクゾーン、外側はオープンミーティングを含むフレキシブルな働き方ができるゾーンとしました。
デザインは、エントランスはウォールナットブラウンを基調とし、質感のあるマテリアルや柱に設けた真鍮のウォールライトで信頼や重厚感を与える設えにまとめています。また、眺望の良い窓へと末広がりになっていくレイアウトとダイナミックなグリーンウォールで、入り口からその先へ、ブロードマインド様と伴走する事で視界が鮮やかに切り開いていくストーリーを表現しています。 執務エリアはエントランスエリアのデザインイメージを踏襲しつつも、ポイントで特徴的な明るいカラーの家具を配し、社員様それぞれの個性を演出しています。

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