
HITOMI OTAKI CREATOR
東京
member
CREDO
お気に入りのクレド 認め合い、尊重し合います。
学生のころは、美術学科でずっと絵を描いていました。インクのシミや、土や泥の跳ね、自然に起る現象を作品の中に取り入れた作品を作っており、その時の教授に「芸術は、作り出す物ではなく、見つけ出す物だ。」と教えられ、共感しました。何事も、こちらからの見方で物事は変わり、認めることで、今までには無かった考え方や方法が自分の中に生まれるのだということを知りました。
ATTITUDE
仕事に対するポリシーや大切にしていること 場をつくる。空間の機能。
デザインに対して常に機能(意味)を考えること。机の大きさや棚の高さ、収納の量などといった具体的なことだけではなく、雰囲気や明るさ、イメージなど、感じることに対しても、どういう効果が必要なのか?得られるのか?を考えながらデザインしています。場(空間)そのものの機能が最良になるように、日々取り組み仕事を進めています。

REASONS

入社のきっかけと現在携わっている内容 企業イメージの具現化
それまでは、商業施設のデザインをしており、商品やブランドイメージを反映させた空間作りをしていました。この空間作りのノウハウとデザインの手法をオフィスの空間作りに活かせないかと考えたのが『デザイナーズオフィス』の始まりです。CIの考え方をオフィスにも取り入れ、VI(ヴィジュアルアイデンティティー)として、WEBやDTPを含めた企業ブランディングを構築すると共に、『はたらく人々を幸せに。』のフィロソフィーを掲げ、全ての人に心地よい空間を提案しています。
QUESTIONS
ヴィスで実現してみたいことは? いろんな分野とコラボレーション
現在はオフィスを中心に展開している事業ですが、今後いろんな分野でヴィスのデザインを提案できたらと思っています。イメージしやすいところでは、家具や什器などですが、全く違う分野、たとえば文具やICT関連とか。シナジーを感じられるものであれば、協力していきたいと思います。「はたらく人々を幸せに。」できるように、色々なことにチャレンジしたいですね。
好きなもの、大切にしているものは? Something Old
古いものが落ち着きます。建物を見たりするのも好きですが、古着が一番好きです。古いジーンズもたくさん持ってますが、一番古いのはLeeの101。センター赤タグなので50年代だと思います。まだまだ現役ですが、破れるとアメ村の正ちゃん堂にタタキに出さないといけなくなるので、座る時は膝をつまんでゆっくりしゃがまないといけません。仕事では常に「Something New」ですが、普段はなにか「Something Old」を身につけてバランスを取っているのかも。現在、古い町家を探して、引っ越そうかと検討中です。
PRIDE
思い出に残っている案件 働く人々のために
デザイナーズオフィスの原点は、オフィスを使う人に喜んでいただくこと。長年、商業施設をデザインしてきた経験を活かして始めた「オフィスをデザインする」ことはデザイナーズオフィスという形でヴィスの主たる事業となりました。きっかけは大阪の工場事務所。それまでの店舗デザインの仕事に社会とのつながりを感じなくなっていた頃、自分がデザインしたオフィスで本当に喜んでくれる人を目の当たりにし、今までは希薄であった「何のために」を強烈に感じることができました。この喜びのために自分はデザインをすべきだと思えた瞬間です。それから十数年、その思いは会社全体の思いとなり、喜んでくれる人の中に社会とのつながりを感じながら日々新しいデザインに取り組んでいます。